時間枠を週足に固定したピボットを表示するMT4インジケーター「WeeklyPivot」
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ピポットは過去の価格をもとに、サポートライン・レジスタンスラインやトレンドが発生したかどうかを分析するためのインジケーターです。
「WeeklyPivot」は、前の週の価格をもとにしたピボットを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
前週の値動きをもとに値動きが反転しそうな水準を分析したい方
トレンドが発生したかどうかを分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「WeeklyPivot」について解説します。
WeeklyPivotの概要
インジケーターを起動すると、ピボットの各水準が表示され、ピボットポイントはピンク、レジスタンスライン3とサポートライン3は緑色のライン、レジスタンスライン1とレジスタンスライン2は赤色のライン、サポートライン1とサポートライン2は青色のラインとして表示されます。
同じ色のラインが複数存在しますが、同じ色の別のラインと区別できるよう、ライン名を示すラベルが赤い文字で表示されます。
時間枠が週足に固定されている点が「WeeklyPivot」の特徴です。
このインジケーターは、チャートの時間枠を週足以上に設定すると、表示されなくなりますので留意しておきましょう。
ピポットを算出する時間枠が、週足に固定されている点以外は、通常のものと変わりありませんので、 ピポットを使用したことがある方であれば、使い方に戸惑うということもないかと思います。
WeeklyPivotを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
WeeklyPivotのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
WeeklyPivotのパラメーター解説
「WeeklyPivot」にトレーダーが変更可能なパラメータはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
設定可能なパラメーターはありません。 |
設定可能なパラメーターはありませんが、表示される各ラインの色は変更することができ、「インジケーターリスト」→「色の設定」から変更できます。
ラインが見にくい時は、色を変更すると良いでしょう。
まとめ
「WeeklyPivot」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
前の週の価格をもとにしたピボットを表示する。
ピボットポイントはピンク、レジスタンスライン3とサポートライン3は緑色のラインで表示される。
レジスタンスライン1とレジスタンスライン2は赤色のラインで表示される。
サポートライン1とサポートライン2は青色のラインで表示される。
「WeeklyPivot」は、前の週の値動きをもとにサポートラインやレジスタンスラインの水準を分析したい方に向いているインジケーターです。
パラメーターを設定する必要がありませんので、初心者の方にとっても扱いやすいインジケーターなのではないでしょうか。
インジケーターを表示できる時間枠に制限があるため、日足以下の時間枠のチャートで取引をしているトレーダー向けのインジケーターと言えます。