時間枠の異なる2つのRSIを表示するMT4インジケーター「rsi_2tf」
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異なる時間枠のRSIをまとめて表示できればと考えたことはないでしょうか。
「rsi_2tf」は、マルチタイムフレーム分析対応のRSIで、次のような方に向いています。
マルチタイムフレーム分析を行っている方
RSIをよく使用する方
複数の時間枠で反転の兆候を分析している方
以上のような方のためにこの記事では、「rsi_2tf」について解説します。
rsi_2tfの概要
「rsi_2tf」を起動すると、サブウィンドウ上に青色とピンクのラインが表示されます。
青色のラインは、チャートの時間枠で算出したRSIです。
ピンクのラインは、指定した時間枠で算出したRSIの値を示しています。
「rsi_2tf」が表示するRSIは、一般的なRSIと同じ方法で算出されています。
2つのRSIを表示すること以外は、一般的なRSIと同じなので、普段からRSIを使用している方であれば使い方で戸惑うことはないでしょう。
使用しているチャートの時間枠より大きな時間枠のRSIを表示すれば、短期・長期の反転の兆候を分析できます。
異なる時間枠のRSIを表示できるので、長期的な値動きに逆らった方向にエントリーしてしまうリスクを下げられるでしょう。
2つ目のRSIの時間枠はパラメーターで変更できます。
rsi_2tfを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
rsi_2tfのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
rsi_2tfのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「rsi_2tf」のパラメーターは、RSIの算出期間を設定するための項目と、時間枠を設定するための項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Period |
RSIの算出期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
NewTimeFrame |
時間枠 初期値:60 RSIを算出する時間枠を設定します。 |
「Period」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
デフォルトの状態では、一般的な算出期間である14に設定されています。
期間を長く設定すると長期的な相対力指数され、短く設定すると短期的な相対力指数が算出されます。
「NewTimeFrame」は、2つ目のRSIの時間枠を設定するための項目です。
時間枠は分単位で入力する必要があり、60に設定すると2つ目のRSIを1時間足で算出します。
2つ目のRSIにも、「Period」で設定した算出期間が適用されます。
まとめ
「rsi_2tf」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
時間枠の異なる2つのRSIを表示する
RSIの時間枠は任意の値に設定できる
算出方法は一般的なRSIと同じ
「rsi_2tf」は、RSIのマルチタイムフレーム分析を行いたい方に向いているインジケーターです。
複数の時間枠で反転の兆候を分析している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。