時間枠の異なる2種類のRSIのシグナルを表示するMT4インジケーター「RSI-3T」
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時間枠の異なるRSIのシグナルを1つのチャートで確認できればと考えたことはないでしょうか。
「RSI-3TF」は、マルチタイムフレーム分析対応のRSIで、次のような方に向いています。
時間枠の異なるRSIのシグナルを1つのチャートで確認したい方
マルチタイムフレーム分析対応のRSIを探している方
この記事では、「RSI-3TF」について詳しく解説します。
RSI-3TFの概要
「RSI-3TF」は、チャートの時間枠で算出したRSIを黄色のラインで表示します。
加えて、2種類の時間枠で算出したRSIが買われ過ぎ・売られ過ぎ水準に到達した場合、サブウィンドウにバーを表示します。
時間枠1のRSIが買われ過ぎ水準に到達すると赤、売られ過ぎ水準に到達すると水色のバーを表示。
時間枠2のRSIが買われ過ぎ水準に到達すると赤紫、売られ過ぎ水準に到達すると緑のバーを表示します。
RSI-3TFを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RSI-3TFのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RSI-3TFのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RSI_Period_0 |
RSIの算出期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
RSI_Period_1 |
TF_1のRSIの算出期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
TF_1 |
時間枠1 初期値:30 TF_1のRSIを算出する時間枠を設定します。 |
UP_Level_1 |
TF_1の買われ過ぎ水準 初期値:60 TF_1のRSIの買われ過ぎ水準を設定します。 |
DN_Level_1 |
TF_1の売られ過ぎ水準 初期値:40 TF_1のRSIの売られ過ぎ水準を設定します。 |
TF_2 |
時間枠2 初期値:60 TF_2のRSIを算出する時間枠を設定します。 |
RSI_Period_2 |
TF_2のRSIの算出期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
UP_Level_2 |
TF_2の買われ過ぎ水準 初期値:60 TF_2のRSIの買われ過ぎ水準を設定します。 |
DN_Level_2 |
TF_2の売られ過ぎ水準 初期値:40 TF_2のRSIの売られ過ぎ水準を設定します。 |
「RSI_Period_0」「RSI_Period_1」「RSI_Period_2」は、各RSIの算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて、それぞれのRSIの反応速度が変化します。
「TF_1」「TF_2」は、RSIを算出する時間枠を設定するための項目です。
時間枠を分単位で指定します。
「UP_Level_1」「DN_Level_1」「UP_Level_2」「DN_Level_2」は、「TF_1」と 「TF_2」のRSIの買われ過ぎ・売られ過ぎを設定するための項目です。
設定した値に応じて、バーが表示される頻度が変化します。
まとめ
「RSI-3TF」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
指定した時間枠のRSIが買われ過ぎ・売られ過ぎに到達するとバーを表示する
買われ過ぎに到達した場合は、「TF_1」では赤、「TF_2」では赤紫のバーを表示
売られ過ぎに到達した場合は、「TF_2」では水色、「TF_2」では緑のバーを表示
「RSI-3TF」は、時間枠の異なる複数のRSIのシグナルを、1つのチャートで確認したい方に向いているインジケーターです。
RSIのマルチタイムフレーム分析を取り入れたい方は、試してみると良いでしょう。