RSIが減速したエントリーポイントに矢印を表示するMT4インジケーター「RSI_Slowdown」
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逆張りでエントリーするタイミングを、表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「RSI_Slowdown」は、RSIをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
逆張りでエントリーするタイミングを分析したい方
RSIを使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「RSI_Slowdown」について解説します。
RSI_Slowdownの概要
「RSI_Slowdown」は、RSIをもとにエントリーするタイミングを矢印で表示するインジケーターです。
閾値を超えた状態で、RSIの値が1以上変化しなかった場合、RSIが減速したと判断し、シグナルを表示する仕組みです。
買いシグナルは青色の矢印、売りシグナルは赤色の矢印で表示されます。
初期設定のRSIの算出期間は、標準的な期間よりも短く設定されているので、短期的な値動きの転換を分析できるでしょう。
トレンド相場ではダマしのシグナルも増えるので、使用する際は注意が必要です。
RSI_Slowdownを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RSI_Slowdownのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RSI_Slowdownのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RSIPeriod |
RSIの算出期間 初期値:2 RSIの反応速度が変化します。 |
LevelMax |
上限 初期値:90 売りシグナルの閾値を設定します。 |
LevelMin |
下限 初期値:10 買いシグナルの閾値を設定します。 |
SeekSlowdown |
減速の検出の有効・無効 初期値:true falseに設定すると減速の検出が無効になります。 |
bar |
シフト 初期値:1 RSIの値を比較するオフセットを設定します。 |
TypeGr |
マーカーの種類 初期値:Arrows シグナルを表示するマーカーを設定します。 |
alerts |
アラートの有効・無効 初期値:false trueにアラートが有効になります。 |
activeUp |
上昇シグナルの色 初期値:clrBlue 上昇シグナルのマーカーの表示色を設定します。 |
activeDown |
下降シグナルの色 初期値:clrRed 下降シグナルのマーカーの表示色を設定します。 |
「LevelMax」「LevelMin」は、シグナルを表示する閾値を設定するための項目です。
「LevelMax」を小さな値、「LevelMin」を大きな値に設定するとシグナルが表示される頻度が増加します。
「SeekSlowdown」は、RSIの減速を検出するか否かを設定するための項目です。
trueに設定すると検出が有効になり、falseに設定すると無効になります。
まとめ
「RSI_Slowdown」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
RSIの減速を検出する
逆張りでエントリーするタイミングを矢印で表示
シグナルをアラートで通知することもできる
「RSI_Slowdown」は、逆張りでエントリーするタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。
動きの激しい相場では、シグナルが遅れる傾向にあるので注意した方が良いでしょう。