RSIをもとにトレンドの有無をバーで表示するMT4インジケーター「RSI_Trend」
更新日時:
直近の相場にトレンドが存在するかどうか判断に迷った経験はないでしょうか。
「RSI_Trend」は、RSIを使用してトレンドの有無を判定するインジケーターで、次のような方に向いています。
相場にトレンドが存在するかどうか判断に迷った経験がある方
トレンドフォロー型の手法を使用している方
トレンドの方向を分析したい方
上記のような方のためにこの記事では、「RSI_Trend」について解説します。
RSI_Trendの概要
「RSI_Trend」を起動すると、サブウィンドウ上にバーが表示されます。
上昇トレンドでは緑色のバーが表示され、下降トレンドでは赤色のバーが表示されます。
「RSI_Trend」では、RSIが70に到達すると上昇トレンドが発生していると判定されます。
RSIが一度70に到達した後、40に減少するまでは上昇トレンドが継続していると判定。
反対に、RSIが30に到達すると、下降トレンドが発生していると判定されます。
RSIが60に到達するまでは、下降トレンドが継続していると判定され、赤色のバーが表示され続けます。
バーが表示されていない場合は、トレンドが発生していない状態です。
また、バーが表示されているからといって、すぐにトレンドは始まるわけではありません。
「RSI_Trend」単体で、エントリーの判断を下すのは難しいでしょう。
RSI_Trendを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RSI_Trendのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RSI_Trendのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「RSI_Trend」のパラメーターは、RSIを算出する期間を設定する項目のみで構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
RSI_Period |
RSIの算出期間 初期値:9 RSIを算出する期間を設定します。 |
「RSI_Period」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
設定した算出期間によって、RSIの反応速度が変化します。
標準的なRSIの算出は14ですが、「RSI_Trend」では9に設定されています。
「RSI_Trend」は、期間を9に設定した状態で使用することが前提になっているので、そのまま使用した方がよいでしょう。
まとめ
「RSI_Trend」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
RSIをもとにトレンドの有無と方向をバーで表示
上昇トレンドでは緑色のバー、下降トレンドでは赤色のバーが表示される
RSIが70を超えてから40に減少するまでは上昇トレンドと判定される
RSIが30を下回ってから60に増加するまでは下降トレンドと判定される
「RSI_Trend」は、相場にトレンドが存在するかどうかを分析したい方に向いているインジケーターです。
大まかなトレンドを確認したい時などに、活用してみると良いでしょう。
このインジケーター単体で、エントリーのタイミングを分析することはできないので、使用する際はほかのインジケーターと組み合わせた方が良いでしょう。