RSIの買われ過ぎ・売られ過ぎレベルを超えたポイントにドットを表示するMT4インジケーター「rsi_ts」
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RSIのシグナルの視認性を高めたインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「rsi_ts」は、RSIがシグナルを発したポイントにマーカーを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
シグナルの視認性が高いRSIを探している方
値動きが反転する兆候を分析したい方
逆張り系の手法を使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「rsi_ts」について解説します。
rsi_tsの概要
「rsi_ts」は、一般的なRSIと同様の方法で算出されています。
しかし、通常のRSIとは異なり、値をラインではなくヒストグラムで表示します。
RSIの値が70を超えているポイントには、赤色のマーカーを表示。
値が30を下回った場合も同様にマーカーを表示します。
そのため、RSIのシグナルが発せられれば、すぐに気づけるでしょう。
買われ過ぎ・売られ過ぎレベルは、パラメーターで調整できます。
rsi_tsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
rsi_tsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
rsi_tsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「rsi_ts」のパラメーターは、算出期間を設定するための項目と買われ過ぎ・売られ過ぎレベルを設定するための項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
InpRSIPeriod |
RSIの算出期間 初期値:14 RSIの反応速度が変化します。 |
OverboughtLevels |
買われ過ぎレベル 初期値:70 買われ過ぎと判定するレベルを指定します。 |
OversoldLevels |
売られ過ぎレベル 初期値:30 売られ過ぎと判定するレベルを指定します。 |
「InpRSIPeriod」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
期間を長く設定すると価格に対するRSIの反応が緩やかになり、短く設定すると俊敏になります。
「OverboughtLevels」は、買われ過ぎと判断するレベルを設定するための項目です。
RSIの買われ過ぎレベルは、70か80に設定するケースが多いです。
「OversoldLevels」は、売られ過ぎと判断するレベルを設定するための項目です。
売られ過ぎレベルは、30か20に設定するのが一般的です。
「OverboughtLevels」と「OversoldLevels」の幅が狭くなるほど、マーカーが表示される頻度も増加します。
まとめ
「rsi_ts」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
RSIが買われ過ぎ・売られ過ぎレベルに到達すると赤色のマーカーを表示する
RSIはラインではなく、ヒストグラムで表示される。
算出方法は通常のRSIと同じ
「rsi_ts」は、RSIのシグナルを視覚的に確認しやすいインジケーターを探している方におすすめです。
一般的なRSIとは異なり、ラインではなくヒストグラムで表示されるため、通常のRSIに慣れている場合、少し違和感を感じる可能性があります。
シグナルを確認するだけであれば、問題なく使用できるでしょう。