アラート機能付きのRSIを表示するMT4インジケーター「RSI__」
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インジケーターのシグナルを見逃してしまった経験はないでしょうか。
「RSI__」は、アラート機能付きのRSIを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
RSIのシグナルを見逃したくない方
視認性の高いRSIを探している方
この記事では、「RSI__」について詳しく解説します。
RSI__の概要
「RSI__」の見方は、通常のRSIと同じです。
基本的な算出方法も通常のRSIとほぼ同じですが、「RSI__」には平滑化処理が施されています。
通常のRSIと比較するとノイズが少なくなっている点が特徴です。
「RSI__」では、インジケーターの値によって色が変化します。
RSIの値が53を下回ると赤色、47を上回ると黄緑色で表示されます。
そのため、ひと目見ただけで価格が上昇傾向にあるのか、下降傾向にあるのかを判断できます。
インジケーターの値が50レベルに到達すると、アラートも発せられます。
RSI__を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RSI__のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RSI__のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
period_RSI |
算出期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
applied_price_RSI |
適用価格 初期値:0 RSIの算出に用いる価格の種類を設定します。 |
period_MA |
平滑化期間 初期値:5 RSIを平滑化する算出期間を設定します。 |
ma_method |
移動平均の種類 初期値:3 RSIの平滑化に用いる移動平均の算出方法を設定します。 |
Sound |
サウンドアラートの有無 初期値:true falseに設定するのをサウンドアラートが無効になります。 |
「period_RSI」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
大きな値に設定すると、長期的な値動きがインジケーターに反映され、小さな値に設定すると短期的な値動きが反映されます。
「applied_price_RSI」は、RSIの算出に用いる価格の種類を設定するための項目です。
初期設定では終値に設定されていますが、高値や安値、始値などに変更できます。
「period_MA」は、RSIを平滑化する期間を設定するための項目です。
大きな値に設定するほどRSIのノイズが少なくなり、滑らかなラインが表示されます。
「ma_method」は、RSIの移動平均の算出方法を設定するための項目です。
デフォルトの状態では加重移動平均に設定されていますが、単純移動平均や指数平滑移動平均に変更することもできます。
「Sound」は、サウンドアラートの有効・無効を設定するための項目です。
trueに設定するとアラートが有効になり、falseに設定すると無効になります。
まとめ
「RSI__」について解説してきましたがポイントをまとめると以下のようになります。
アラート付きのRSIを表示する
RSIの値が53を下回ると赤色で表示される
RSIの値が47を上回ると黄緑色で表示される
平滑化処理が施されている
「RSI__」は、RSIのシグナルを見逃したくない方に向いているインジケーターです。
RSIの値によって色が変化するほか、アラート機能も付いているのでシグナルを見逃す可能性を下げられるでしょう。