RSIの転換のシグナルとボリンジャーバンドを表示するMT4インジケーター「RSIOMA_Bollinger_Bands」
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「トレンドの転換を捉えたい」と考えたことはないでしょうか。
「RSIOMA_Bollinger_Bands」は、トレンドの転換を分析できるインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドの転換を捉えたい方
トレンドの方向を確認したい方
この記事では、「RSIOMA_Bollinger_Bands」について詳しく解説します。
RSIOMA_Bollinger_Bandsの概要
「RSIOMA_Bollinger_Bands」を起動すると、サブウィンドウにRSIとボリンジャーバンド、バーが表示されます。
「RSIOMA_Bollinger_Bands」のRSIは価格ではなく、移動平均の値をもとに算出されたものです。
そのため、通常のRSIと比べるとノイズが少ない傾向にあります。
バーの色は、RSIの状態によって変化します。
RSIが買われ過ぎゾーンで下降すると赤紫、売られ過ぎゾーンで上昇すると青色に変化します。
つまり、赤紫のバーは下方転換、青色のバーは上方転換のシグナルです。
RSIとボリンジャーバンドを比較することで、トレンドの強さも分析できます。
RSIOMA_Bollinger_Bandsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RSIOMA_Bollinger_Bandsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RSIOMA_Bollinger_Bandsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RSIOMA |
RSIの算出期間 初期値:14 移動平均のRSIを算出する期間を設定します。 |
BuyTrigger |
買われ過ぎ水準 初期値:80 買われ過ぎと判定するRSIのレベルを設定します。 |
SellTrigger |
売られ過ぎ水準 初期値:20 売られ過ぎと判定するRSIのレベルを設定します。 |
MainTrendLong |
上昇トレンドの閾値 初期値:50 上昇トレンドを判定する閾値を設定します。 |
MainTrendShort |
下降トレンドの閾値 初期値:50 下降トレンドと判定する閾値を設定します。 |
BollingerPeriod |
ボリンジャーバンドの算出期間 初期値:10 RSIのボリンジャーバンドを算出する期間を設定します。 |
BollingerDeviation |
偏差 初期値:1 RSIのボリンジャーバンドの幅を設定します。 |
BollingerShift |
ボリンジャーバンドのシフト 初期値:0 RSIのボリンジャーバンドのオフセットを設定します。 |
BarsToUse |
ボリンジャーバンドの表示範囲 初期値:200 ボリンジャーバンドを表示する範囲を設定します。 |
「BuyTrigger」「SellTrigger」は、買われ過ぎ・売られ過ぎ水準を設定するための項目です。
2つのレベルを近づけるほど、シグナルがでる頻度も高まります。
「BollingerDeviation」は、RSIのボリンジャーバンドの偏差を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど、ボリンジャーバンドの幅が広くなります。
「BarsToUse」は、ボリンジャーバンドを表示する範囲を設定するための項目です。
200に設定した場合、直近のローソク足から数えて200本前の範囲までボリンジャーバンドが表示されます。
まとめ
「RSIOMA_Bollinger_Bands」の特徴をまとめると以下のようになります。
移動平均のRSIとRSIのボリンジャーバンドを表示
RSIの反転のシグナルをバーで表示
RSIのボリンジャーバンドを表示
「RSIOMA_Bollinger_Bands」は、トレンドの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。
もち合い相場ではノイズが多くなるので、使用する際は注意した方が良いでしょう。