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ラグの少ないRSIのようなオシレーターを表示するMT4インジケーター「rsx」

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rsxスクリーンショット

RSIのラグに不満を感じたことはないでしょうか。

「rsx」は、値動きの勢いを表示するインジケーターで次のような方に向いています。

  1. 値動きの勢いを分析したい方

  2. RSIのラグに不満を感じている方

  3. 値動きの速い相場で取引している方

以上のような方のためにこの記事では、「rsx」について解説します。

  1. rsxの概要
  2. rsxを表示する方法
  3. rsxのパラメーター解説
  4. まとめ

rsxの概要

「rsx」は、RSIに似たインジケーターです。

インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に赤紫色のラインが表示されます。

「rsx」は0から100までの値で表示され、70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎと判断します。

RSIと同じように使用できますが、RSIよりもラグが抑えられている点が特徴です。

また、買われ過ぎ・売られ過ぎレベルへの到達以外にも、「rsx」ではダイバージェンスもシグナルとして利用できます。

価格が高値を更新しているのにもかかわらず、「rsx」のピークが徐々に低くなっている場合は、価格が下に転換する可能性があります。

反対に、価格が安値を更新しているのにもかかわらず、「rsx」のボトムが徐々に高くなっている場合は、価格が上に転換する可能性を示すシグナルです。

さらに「rsx」のトレンドラインのブレイクもシグナルとして使用できます。

「rsx」のピーク同士やボトム同士を結んだトレンドラインがブレイクされた場合、ブレイクの方向に価格が動く可能性があります。

「rsx」を活用すれば、価格が転換するさまざまな兆候を分析できます。

可能な限り早い段階で値動きが転換する兆候をつかみたい方は、試してみるとよいでしょう。

rsxを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

rsxのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

rsx

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

rsxのパラメーター解説

rsxパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「rsx」のパラメーターは、算出期間を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

Len

算出期間

初期値:14

「rsx」の算出期間を設定します。

「Len」は、「rsx」の算出期間を設定するための項目です。

デフォルトの状態では、RSIの標準的な算出期間である14に設定されています。

算出期間を長く設定すると長期的な値動きの勢いがインジケーターに反映されます。

反対に短く設定した場合は、短期的な値動きの勢いが反映されます。

まとめ

「rsx」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 値動きの勢いを表示

  2. RSIと比べるとラグが少ない

  3. 70が買われ過ぎ、30が売られ過ぎレベル

  4. ダイバージェンスも反転のシグナルとして使用できる

  5. 「rsx」のトレンドラインがブレイクされた場合、ブレイクの方向に価格が動く可能性がある

「rsx」は、RSIのラグに不満を感じている方に向いているインジケーターです。

動きの速い相場で値動きの転換を分析したい方は試してみるとよいでしょう。