10EMA、40EMA、パラボリックSARをもとに多くのシグナルを表示するMT4インジケーター『5minYANS_IND_01』
更新日時:
インジケーターにはそれぞれ長所と短所があり、テクニカル分析ではインジケーターの短所をカバーするために複数のインジケーターを組み合わせて使用することも珍しくありません。
「5minYANS_IND_01」は、EMA(指数平滑移動平均線)とパラボリックSARを組み合わせたインジケーターで、以下のような方に向いています。
トレンドの始まりを捉えたい方
値動きが転換したポイントを分析したい方
この記事では上記のような方のために、「5minYANS_IND_01」について解説していきます。
5minYANS_IND_01の概要
「5minYANS_IND_01」は、10EMA、40EMA、パラボリックSARをもとにさまざまなシグナルを表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターに関する情報がほぼ無いため、ソースコードをざっと見た感じにはなりますが、具体的なシグナルルールは以下のような感じになります。
赤ドット・・・10EMAが40EMAを下から上抜けたとき
白ドット・・・10EMAが40EMAを上から下抜けたとき
ピンクドット・・・下向きのパラボリックSARの始点(高値)
薄いグレードット・・・上向きのパラボリックSARの始点(安値)
白ボックス・・・直近の10EMAと40EMAのクロスからローソク足7本分以上推移しているときに、1つ前の下向きのパラボリックSARがローソク足7本分以下の長さだった場合に、次の上向きのパラボリックSARの始点に白ボックスを表示
赤ボックス・・・直近の10EMAと40EMAのクロスからローソク足7本分以上推移しているときに、1つ前の上向きのパラボリックSARがローソク足7本分以下の長さだった場合に、次の下向きのパラボリックSARの始点に赤ボックスを表示
薄いピンクドット・・・パラボリックSARが40EMAを下から上抜けたとき
グレードット・・・パラボリックSARが40EMAを上から下抜けたとき
それぞれのシグナルをどのように使用するかは各個人によって異なると思うので、その点についての説明は割愛させていただきます。
なお、このインジケーター単体ではEMAおよびパラボリックSARは表示されないため、別途追加する必要があります。
5minYANS_IND_01を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
5minYANS_IND_01のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
5minYANS_IND_01のパラメーター解説
「5minYANS_IND_01」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
このインジケーターはパラメーターの変更は一切できないので、どうしても変更したい場合はMetaEditorから直接変更すると良いかと思います。
マーカーの大きさや色を変更したい場合は、「色の設定」→「幅」から変更しましょう。
まとめ
「5minYANS_IND_01」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきます。
EMAのゴールデンクロスでは赤いドット、デッドクロスでは白いドットを表示する。
下向きのパラボリックSAR始点にピンクのドット、上向きのパラボリックSARの始点に薄いグレーのドットを表示する。
上向きのパラボリックSARの転換点に白いボックス、 下向きのパラボリックSARの転換に赤いボックスを表示。
パラボリックSARと40EMAがゴールデンクロスすると薄いピンクのドット、パラボリックSARと40EMAがデッドクロスするとグレーのドットを表示する。
「5minYANS_IND_01」は、値動きが転換するポイントやトレンドの始まりを分析したい方に向いているインジケーターです。
このインジケーターが表示するシグナルの解釈は人によって異なるため、有用なインジケーターだと感じる人もいれば、人によっては全く使い物にならないと感じる可能性もあり、人を選ぶインジケーターと言えます。
かなりシグナルが多いので慣れないと使いにくいかもしれませんが、EMAとパラボリックSARを利用したトレード手法を使っている人にとっては非常に興味深いインジケーターではないでしょうか。