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ノイズを抑えたストキャスティクスを表示するMT4インジケーター「slow_stoch」

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slow_stochスクリーンショット

サキャスティックはMT4に標準でインストールされており、テクニカル分析において広く使用されているインジケーターのひとつです。

しかし、相場の状況によってはノイズが多くなり、使いにくいと感じている方もいるのではないでしょうか。

「slow_stoch」は、ノイズの少ないストキャスティクスを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. ストキャスティクスとノイズに悩まされている方

  2. 値動きの転換を取られたい方

以上のような方のためにこの記事では、「slow_stoch」について解説します。

  1. slow_stochの概要
  2. slow_stochを表示する方法
  3. slow_stochのパラメーター解説
  4. まとめ

slow_stochの概要

「slow_stoch」を起動すると、サブウィンドウ上に水色と黄緑色のラインが表示されます。

ストキャスティクスは、%Kと%Kを平滑化した%D、%Dをさらに平滑化したスロー%Dを組み合わせたインジケーターです。

「slow_stoch」は、各ラインをさらに3期間で平滑化しているため、一般的なストキャスティクスよりもノイズが少なくなっています。

使い方は、通常のストキャスティクスと同様です。

インジケーターが80以上で推移している時に、黄緑色のラインが水色のライン上から下に抜いた場合は値動きが下に転換したことを示しています。

一方、20ギガで推移している時に、黄緑色のラインが水色のライン下から上に抜いた場合は値動きが下に転換したことを示しています。

slow_stochを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

slow_stochのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

slow_stoch

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

slow_stochのパラメーター解説

slow_stochパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「slow_stoch」のパラメーターは、3項目のみのシンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

PK

%K期間

初期値:14

%Kの算出期間を設定します。

PD

%D期間

初期値:5

%Dの算出期間を設定します。

PS

スローイング期間

初期値:5

スロー%Dの平滑化期間を設定します。

「PK」「PD」は、%K、%D、の算出期間を設定するための項目です。

「PS」は、%Dのスローイング期間を設定するための項目で、スロー%Dをどの程度平滑化するのかを設定します。

まとめ

「slow_stoch」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 通常のストキャスティクスを更に平滑化している。

  2. 20%以下で推移している時に、黄緑色のラインが水色のラインを下から上に抜いた場合、値動きが上昇に転換したことを示している。

  3. 80%以上で推移している時に、黄緑色のラインが水色のラインを上から下に抜いた場合、値動きが下降に転換したことを示している。

「slow_stoch」は、ストキャスティクスのノイズに悩まされている方に向いているインジケーターです。

ストキャスティクスのダマしのシグナルを抑えたい方は、一度試してみると良いでしょう。