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ストキャスティクスのノイズを低減したMT4インジケーター「SMI_Correct-1」

更新日時:

SMI_Correct-1スクリーンショット

ストキャスティクスのノイズに悩まされた経験はないでしょうか。

「SMI_Correct-1」は、ストキャスティクスをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. ストキャスティクスのノイズに悩まされている方

  2. 値動きの転換を捉えたい方

この記事では「SMI_Correct-1」について詳しく解説します。

  1. SMI_Correct-1の概要
  2. SMI_Correct-1を表示する方法
  3. SMI_Correct-1のパラメーター解説
  4. まとめ

SMI_Correct-1の概要

インジケーターを起動するとサブウィンドウに赤色のメインラインと白のシグナルラインが表示されます。

チャートの背景色を白に設定している場合は、シグナルラインの色を変更した方が良いでしょう。

「SMI_Correct-1」の算出方法は以下の通りです。

HQ=「Period_Q」期間中の最高値-「Period_Q」期間中の最安値

SM=終値-(「Period_Q」期間中の最高値+「Period_Q」期間中の最安値)/2

HQEMA=HQの「Period_R」期間指数平滑移動平均

SMEMA=SMの「Period_R」期間指数平滑移動平均

HQEMA2=HQEMAの「Period_S」期間指数平滑移動平均

SMEMA2=SMEMAの「Period_S」期間指数平滑移動平均

SMI_Correct-1=100×(SMEMA2/HQEMA2/2)

シグナル=SMIの「Signal」期間指数平滑移動平均

「SMI_Correct-1」の使い方はストキャスティクスと似ています。

このインジケーターでは50が買われ過ぎ水準、―50が売られ過ぎ水準に設定されており、インジケーターの値が50を超えた後に再び50以下に戻ってきた場合は、値動きが下降に転換したことを示唆しています。

反対に-50を超えた後再び-50以上に戻ってきた場合は、値動きが上昇に転換したことを示唆しています。

SMI_Correct-1を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

SMI_Correct-1のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

SMI_Correct-1

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

SMI_Correct-1のパラメーター解説

SMI_Correct-1パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容
Period_Q

価格の検出期間

初期値:13

高値・安値を検出する期間を設定します。

Period_R

1回目の平滑化期間

初期値:25

指数平滑移動平均の算出期間を設定します。

Period_S

2回目の平滑化期間

初期値:2

指数平滑平均の算出期間を設定します。

Signal

シグナル平滑化期間

初期値:5

シグナルラインの平滑化期間を設定します。

ShowBars

表示期間

初期値:1000

インジケーターを表示する期間を設定します。

「Period_Q」は、インジケーターの算出に用いる価格を検出する期間を設定するための項目です。

大きな値に設定するほど長期的な値動きがインジケーターに反映されます。

まとめ

「SMI_Correct-1」の特徴をまとめると以下のようになります。

  1. ストキャスティクスがベースになっている。

  2. 50を越えた後に再び50以下に戻ってきた場合、値動きが下降に転換した可能性を示している。

  3. -50を下回った後に再び-50以上に戻ってきた場合、値動きが上昇に転換した可能性を示している。

「SMI_Correct-1」は、ストキャスティクスのダマしのシグナルに悩まされている方に向いているインジケーターです。

ストキャスティクスが使いにくいと感じている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。