ステップ状に変化するストキャスティクスを表示するMT4インジケーター「StepMA_Stoch_NK」

更新日時：2020年12月04日 21:26

値動きの転換を捉える際には、オシレーター系のインジケーターがよく用いられますが、ノイズに悩まされた経験はないでしょうか。

「StepMA_Stoch_NK」は、ノイズの少ないオシレーターで次のような方に向いています。

1. 値動きの転換を捉えたい方

2. ノイズの少ないインジケーターを探している方

以上のような方のためにこの記事では、「StepMA_Stoch_NK」について解説します。

1. StepMA_Stoch_NKの概要
2. StepMA_Stoch_NKを表示する方法
3. StepMA_Stoch_NKのパラメーター解説
4. まとめ

StepMA_Stoch_NKの概要

インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に紫色と黄色とラインが表示されます。

「StepMA_Stoch_NK」は、ストキャスティクスをベースにしたインジケーターです。

一般的なストキャスティクスと異なり、「StepMA_Stoch_NK」は値がステップ状に変化します。

そのため、通常のストキャスティクスと比較してノイズが少なくなっています。

黄色のラインが紫色のラインを下から上に抜けた場合は、トレンドが上方転換した可能性を示唆しています。

反対に、黄色のラインが紫色のラインを上から下に抜けた場合は、トレンドが下に転換した可能性を示しています。

StepMA_Stoch_NKを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

StepMA_Stoch_NKのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「PeriodWATR」は、インジケーターの算出期間を設定するための項目です。

算出期間を長く設定するほど、インジケーターのノイズが少なくなります。

「Kwatr」は、インジケーターの値が変化するステップを設定するための項目で、大きな値に設定するとステップも大きくなります。

「HighLow」は、インジケーターの算出方法を設定するための項目で、0に設定した場合は終値、1以上に設定した場合は高値・安値を基準にインジケーターを算出します。

まとめ

「StepMA_Stoch_NK」について解説してきましたが、要点をまとめると次のようになります。

1. ストキャスティクスがベースになっている。

2. 黄色のラインが紫色のラインを上から下に抜けた場合はトレンドが下に転換したシグナル。

3. 黄色のラインが紫色のラインを下から上に抜けた場合はトレンドが上に転換したシグナル。

「StepMA_Stoch_NK」は、トレンド転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。

実際の取引で使用する前に、どの程度うまく機能するのか十分なバックテストを行った方が良いでしょう。