ボリンジャーバンドで買われ過ぎ・売られ過ぎを判定するストキャスティクスを表示するMT4インジケーター「Stochastic_Bollinger_Bands」

更新日時：2021年01月26日 23:54

Stochastic_Bollinger_Bandsスクリーンショット

買われ過ぎ・売られ過ぎが相場の状況に合わせて変化するストキャスティクスがあればと考えたことはないでしょうか。

「Stochastic_Bollinger_Bands」は、ストキャスティクスの値で算出したボリンジャーバンドを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

この記事では、「Stochastic_Bollinger_Bands」について詳しく解説します。

Stochastic_Bollinger_Bandsの概要

インジケーターを起動するとストキャスティクスが黄色のライン、ボリンジャーバンドが白いラインで表示されます。

ストキャスティクスがボリンジャーバンドに接触した場合、値動きが転換する可能性を示唆しています。

チャートの背景色を白に設定している場合、ボリンジャーバンドのラインが背景と同化してしまうため、チャートの背景色がボリンジャーバンドの表示色を変更する必要があるので、留意しておきましょう。

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Stochastic_Bollinger_Bandsのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Stochastic_Bollinger_Bands

MT4のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。

Stochastic_Bollinger_Bandsパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目	入力内容
StochasticPeriod	ストキャスティクスの算出期間初期値：1 ストキャスティクスの反応速度が変化します。
BollingerPeriod	ボリンジャーバンドの算出期間初期値：10 ボリンジャーバンドの反応速度が変化します。
BollingerDeviation	偏差初期値：2 ボリンジャーバンドの幅が変化します。
BollingerShift	ボリンジャーバンドのシフト初期値：0 ボリンジャーバンドの表示位置が変化します。

「StochasticPeriod」は、ストキャスティクスの算出期間を設定するための項目で、短い期間に設定するほど値動きに対する反応が速くなります。

「BollingerPeriod」はボリンジャーバンドの算出期間を設定するための項目です。

設定した値に応じて、ストキャスティクスに追従する速度が変化します。

「BollingerDeviation」は、ボリンジャーバンドの偏差を設定するための項目で、大きな値に設定することボリンジャーバンドの幅が広くなります。

「Stochastic_Bollinger_Bands」の特徴をまとめると次のようになります。

「Stochastic_Bollinger_Bands」は、通常の買われ過ぎ・売られ過ぎレベルではなく、標準偏差をもとにストキャスティクスの買われ過ぎや売られ過ぎを分析したい方に適したインジケーターです。

トレンド相場ではダマしのシグナルが頻発するため、使用する際は注意した方が良いでしょう。