買われ過ぎ・売られ過ぎ水準が変化するストキャスティクスを表示するMT4インジケーター「Stochastic_Bollinger_Bands2」
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相場に合わせて買われ過ぎ・売られ過ぎ水準を、自動的に調整してくれるオシレーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Stochastic_Bollinger_Bands2」は、買われ過ぎ・売られ過ぎ水準にボリンジャーバンドを使用するストキャスティクスで、次のような方に向いています。
値動きの転換を捉えたい方
ストキャスティクスをよく使用する方
ボラティリティの変化が激しい相場で取引している方
この記事では、「Stochastic_Bollinger_Bands2」について詳しく解説します。
- Stochastic_Bollinger_Bands2の概要
- Stochastic_Bollinger_Bands2を表示する方法
- Stochastic_Bollinger_Bands2のパラメーター解説
- まとめ
Stochastic_Bollinger_Bands2の概要
「Stochastic_Bollinger_Bands2」を起動すると、ストキャスティクスが黄色いライン、ボリンジャーバンドが白いラインで表示されます。
ストキャスティクスがボリンジャーバンドに接触した場合、値動きが反転する可能性を示唆しています。
「Stochastic_Bollinger_Bands2」のボリンジャーバンドは、ストキャスティクスを使用して算出したもので、買われ過ぎ・売られ過ぎ水準として機能します。
Stochastic_Bollinger_Bands2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Stochastic_Bollinger_Bands2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Stochastic_Bollinger_Bands2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
StochasticPeriod |
ストキャスティクスの算出期間 初期値:1 ストキャスティクスの反応速度が変化します。 |
BollingerPeriod |
ボリンジャーバンドの算出期間 初期値:10 ボリンジャーバンドの反応速度が変化します。 |
BollingerDeviation |
偏差 初期値:1 ボリンジャーバンドの幅が変化します。 |
BollingerShift |
ボリンジャーバンドのシフト 初期値:0 ボリンジャーバンドの表示位置が変化します。 |
BarsToUse |
使用バー数 初期値:500 インジケーターの表示範囲を設定します。 |
「StochasticPeriod」は、ストキャスティクスの算出期間を設定するための項目です。
短い期間に設定するとノイズが多くなりますが、価格に追従する速度が速くなります。
「BollingerPeriod」は、ボリンジャーバンドの算出期間を設定するための項目で、小さな値に設定するほど、ボリンジャーバンドがストキャスティクスに追従する速度が速くなります。
「BarsToUse」はインジケーターの表示範囲を設定するための項目で、500に設定した場合、ローソク足500本分の範囲にインジケーターが表示されます。
まとめ
「Stochastic_Bollinger_Bands2」の特徴をまとめると次のようになります。
ボリンジャーバンドを買われ過ぎ・売られ過ぎ水準として使用するストキャスティック。
ストキャスティクスがボリンジャーバンドと接触した場合、値動きが反転するシグナル。
「Stochastic_Bollinger_Bands2」は、値動きの転換を捉えたい方に適したインジケーターです。
ボラティリティの変化が大きな相場で取引している方は、一度試してみてはいかがでしょうか。