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ストキャスティクスをベースに価格の振り幅を表示するMT4インジケーター「UOSA」

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UOSAスクリーンショット

ストキャスティクスは、テクニカル分析においてよく使用されるオシレーターのひとつですが、使いにくいと感じたことはないでしょうか。

「UOSA」は、ストキャスティクスをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 値動きの転換を捉えたい方

  2. ストキャスティクスが使いにくいと感じている方

以上のような方のためにこの記事では、「UOSA」について解説します。

  1. UOSAの概要
  2. UOSAを表示する方法
  3. UOSAのパラメーター解説
  4. まとめ

UOSAの概要

「UOSA」は、Larry WilliamsのUltimate Oscillatorを表示するためのインジケーターで、インジケーターを起動するとサブウィンドウ上に、ピンクのラインで「UOSA」が表示されます。

インジケーターの値が70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎであることを示しています。

初期設定の「UOSA」では、この買われ過ぎ/売られ過ぎ水準は表示されませんので、必要な場合は「レベル表示」から追加しておきましょう。

インジケーターの使い方は、ストキャスティクスと同じですので、ストキャスティクスを使用したことのある方であれば、使い方に迷うことも少ないかと思います。

UOSAを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

UOSAのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

UOSA

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

UOSAのパラメーター解説

UOSAパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

fastperiod

高速移動平均算出期間

初期値:7

高速移動平均線の反応速度が変化します。

middleperiod

中速移動平均算出期間

初期値:14

中速移動平均線の反応速度が変化します。

slowperiod

低速移動平均算出期間

初期値:28

低速移動平均線の反応速度が変化します。

fastK

高速移動平均乗数

初期値:3

高速移動平均線の比重を調整します。

middleK

中速移動平均算出期間

初期値:3

中速移動平均線の比重を調整します。

slowK

低速移動平均乗数

初期値:3

低速移動平均線の比重を調整します。

「fastperiod」「middleperiod」「slowperiod」は、各移動平均線の算出期間を設定するための項目で、値に応じて移動平均線の反応速度が変化します。

Ultimate Oscillatorの各平滑化期間の比率は、1:2:4(倍)か1:2:3(多重)に設定するのが一般的ですので、パラメーターを変更する際は、これらの比率を参考に設定しましょう。

「fastK」「middleK」「slowK」は、それぞれの移動平均線に重みづけを行うための項目です。

まとめ

「UOSA」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. Ultimate Oscillatorを表示するためのインジケーター。

  2. ストキャスティクスがベースになっている。

  3. 70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎの状態。

「UOSA」は、値動きの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。

ストキャスティクスが使いにくいと感じている方は、「UOSA」を試してみるのも良いかもしれません。