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ラグの少ないストキャスティクスを表示するMT4インジケーター「ZeroLag_Stochs_true」

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ZeroLag_Stochs_trueスクリーンショット

ストキャスティクスの反応速度に不満を感じたことはないでしょうか。

「ZeroLag_Stochs_true」は、ストキャスティクスをベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。

  1. 通常のストキャスティクスの反応速度に不満を感じている方

  2. 価格の変化が速い相場で取引している方

上記のような方のためにこの記事では、「ZeroLag_Stochs_true」について解説します。

  1. ZeroLag_Stochs_trueの概要
  2. ZeroLag_Stochs_trueを表示する方法
  3. ZeroLag_Stochs_trueのパラメーター解説
  4. まとめ

ZeroLag_Stochs_trueの概要

「ZeroLag_Stochs_true」はGeorge C. Laneによって考案された遅延の少ないストキャスティクスもとにしたインジケーターで、Collectorによって開発されました。

開発者のCollectorは「ZeroLag_Stochs_true」は標準的なストキャスティクスよりバー数本分早くシグナルを発し、ダイバージェンスに関しては明らかな差があると述べています。

インジケーターの見方は一般的なストキャスティクスと同様で、インジケーターの値が80以上で推移している場合は買われ過ぎ、20以下で推移している場合は売られ過ぎであることを示しています。

「ZeroLag_Stochs_true」は以下の方法によって算出されます。

Fast%K=100×(終値-N期間中の最高値/(N期間中の最高値-N期間中の最安値))

%K=2×Fast%KのN期間平均-Fast%KのN期間平均をN期間で平滑化

%D=2×%KのDPeriod期間平均-%KのDPeriod期間平均をDPeriod期間で平滑化

通常のストキャスティクスよりも価格への反応が速いストキャスティクスを使用したいという方にとっては、使用を検討してみる価値のあるインジケーターなのではないでしょうか。

また、小さな値動きを捉えてエントリーしたいという場合にも、使用できるのではないかと思います。

ZeroLag_Stochs_trueを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

ZeroLag_Stochs_trueのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

ZeroLag_Stochs_true

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

ZeroLag_Stochs_trueのパラメーター解説

ZeroLag_Stochs_trueパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

KPeriod

%K算出期間

初期値:5

%Kの算出期間を設定します。

Slowing

減速期間

初期値:3

スローイング期間を設定します。

DPeriod

%D算出期間

初期値:3

%Dの算出期間を設定します。

「KPeriod」と「DPeriod」は、それぞれ%Kと%Dの算出期間を設定するための項目で、期間によってインジケーターの反応速度が変化します。

「Slowing」は、ストキャスティクスのスローイング期間を設定するための項目で、長い期間に設定するとノイズが減少します。

まとめ

「ZeroLag_Stochs_true」の特徴をまとめると次のようになります。

  1. 一般的なストキャスティクスよりも反応速度が速いストキャスティクスを表示する。

  2. インジケーターの見方は通常のストキャスティクスと同様。

「ZeroLag_Stochs_true」は、通常のストキャスティクスの反応速度に不満がある方に向いているインジケーターです。

価格への反応が早い反面、 ノイズには十分な注意が必要で他のインジケーターと組み合わせて使用するなど、何らかの対策をとった方が良いかもしれません。