チャートに一定の間隔で水平グリッドを表示することのできるMT4インジケーター『0_grid_v1_0_mod_horizontal』
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MT4には、チャート上にグリッドを表示する機能が備わっていますが、必要な部分にだけグリッドを表示できればと考えたことはないでしょうか。
「0_grid_v1_0_mod_horizontal」は、指定した期間のレンジをもとに一定間隔で水平グリッドを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
直近のレンジ付近だけにグリッドを表示したい方
上記のような方のためにこの記事では、「0_grid_v1_0_mod_horizontal」について解説していきます。
- 「0_grid_v1_0_mod_horizontal」0_grid_v1_0_mod_horizontalの概要
- 0_grid_v1_0_mod_horizontalを表示する方法
- 0_grid_v1_0_mod_horizontalのパラメーター解説
- まとめ
0_grid_v1_0_mod_horizontalの概要
「0_grid_v1_0_mod_horizontal」を起動すると、チャート上にグレーのラインが 一定間隔表示され、デフォルトでは、画像のように100pipsごとに水平グリッドが引かれます。
MT4では、チャート上を右クリック→「プロパティ」→「全般」からグリッドの表示・非表示を変更できますが、どうしても垂直グリッドと水平グリッドがセットで表示されてしまいチャートが見にくくなってしまうため、水平グリッドだけ表示させられるこのインジケーターは結構便利ではないでしょうか。
また、水平グリッドの間隔は変更することができ、現在の間隔(pips)は「HG : ○○」というテキストでチャート上に表示されます。
0_grid_v1_0_mod_horizontalを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
0_grid_v1_0_mod_horizontalのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
0_grid_v1_0_mod_horizontalのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
H-Grid Size in points |
水平グリッドの間隔 初期値:100 グリッドの間隔が変化します。 |
H-Grid 1 Color |
Line1の色 初期値:LightSlateGray ライン1の色が変化します。 |
H-Grid 2 Color |
Line2の色 初期値:LightSlateGray ライン2の色が変化します。 |
Line1 Style |
Line1の形 初期値:2 ライン1の形を設定します。 |
Line1 Width |
Line1の太さ 初期値:1 ライン1の太さを設定します。 |
Line2 Style |
Line2の形 初期値:2 ライン2の形を設定します。 |
Line2 Width |
Line2の太さ 初期値:1 ライン2の太さを設定します。 |
Week |
レンジを検出する期間 初期値:10 レンジを検出する期間を週単位で設定します。 |
Show Label |
テキストの表示・非表示 初期値:true falseに設定するとテキストが非表示になります。 |
Label Color |
テキストの色 初期値:DodgerBlue テキストの色が変化します。 |
Font Size |
テキストの大きさ 初期値:11 テキストの大きさが変化します。 |
Font Bold |
テキストを太字で表示 初期値:false trueに設定するとテキストが太字で表示されます。 |
Corner |
テキストの表示位置 初期値:1 チャート上のどのコーナーにテキストするのかを設定します。 |
Left-Right |
テキストの左右移動 初期値:20 テキストの水平位置を設定します。 |
Up-Down |
テキストの上下移動 初期値:150 テキストの垂直位置を設定します。 |
なお、このインジケーターでは水平グリッドがLine1とLine2で分けられており、それぞれ色や太さを変更することができます。
初期設定ではLine1とLine2ともに「LightSlateGray」に設定されているため、少し伝わりにくいかもしれませんが、Line1とLine2は交互になるよう表示されています。
まとめ
「0_grid_v1_0_mod_horizontal」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
一定期間のレンジをもとに等間隔で水平のラインを表示する。
ラインの間隔はテキストとしてチャート上に表示できる。
「0_grid_v1_0_mod_horizontal」は、必要な箇所にだけグリッドを表示したい方に向いているインジケーターです。
グリットの間隔は、チャートの時間枠によっては初期設定のままだと大きすぎる場合もありますので、自身が使用するチャートの時間枠に合わせて設定すると良いでしょう。