直近３日間の高値と安値に１日分ずつ水平ラインを引くMT4インジケーター『3dayshilo』

更新日時：2019年12月19日 1:30

前日の高値や安値などの目立つ水準は、買い手と売り手による攻防が発生しやすく、その後の相場の展開を左右することもあるため、価格がそういった水準に接近した際は、値動きを注意深く観察する必要があります。

「3dayshilo」は、1日前から3日前までの高値や安値の水準をチャート上に表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

1. 短期取引を行っている方

2. 直近の主要なサポートラインやレジスタンスラインをチャート上に表示したい方

以上のような方のためにこの記事では、「3dayshilo」について解説していきます。

1. 3dayshiloの概要
2. 3dayshiloを表示する方法
3. 3dayshiloのパラメーター解説
4. まとめ

3dayshiloの概要

「3dayshilo」は、直近３日間の高値と安値に１日分ずつ水平ラインを引き、今日の値動きの幅をチャート右下にテキストで表示するMT4用のインジケーターで、画像のように、３日前の高値・安値にはオレンジの水平ラインを、２日前の高値・安値にはグレーの水平ラインを、１日前の高値・安値には白の水平ラインを引きます。

ラインが重なっているところ(画像ではオレンジとグレーのライン)は、多くのトレーダーに意識されているラインと考えることが出来ます。

また、各ラインにマウスカーソルを重ねると、何日前の水平ラインなのかと水平ラインのレートが表示されるため確認がし易いです。

3dayshiloを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

3dayshiloのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「3dayshilo」のパラメーターは、各ラインの色を設定する項目と、ラインの太さを設定する項目で構成されています。

初期設定では1日前のラインが白で表示されるため、チャートの背景色を白に設定している場合は、背景色を変更するか「Day1Color」の色を変更した方がよいでしょう。

まとめ

「3dayshilo」の見方やパラメーターの設定方法について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下の通りです。

1. 1日前の高値と安値の水準を白いラインで表示する。

2. 2日前の高値と安値の水準を灰色のラインで表示する。

3. 3日前の高値と安値の水準を黄色のラインで表示する。

「3dayshilo」は、直近の主要な水準に自動的にラインを表示してくれるため、手動でこれらのラインを引いている方におすすめです。

特に短期取引ではこういった水準の影響力が大きいため、デイトレやスキャルピングを行っている方は導入を検討してみてもよいかもしれません。