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支持線や抵抗線の強さを色で表示するMT4インジケーター「shved_supply_and_demand」

更新日時:

shved_supply_and_demandスクリーンショット

支持線や抵抗線は、多くのトレーダーに意識されているものほど強固なものになります。

「shved_supply_and_demand」は、支持線や抵抗線を自動的に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 支持線や抵抗線の水準を確認したい方

  2. 支持線や抵抗線の強さを分析したい方

上記のような方のためにこの記事では、「shved_supply_and_demand」について解説します。

  1. shved_supply_and_demandの概要
  2. shved_supply_and_demandを表示する方法
  3. shved_supply_and_demandのパラメーター解説
  4. まとめ

shved_supply_and_demandの概要

「shved_supply_and_demand」を起動すると、支持線や抵抗線が表示されます。

このインジケーターで表示される支持線と抵抗線は、ラインではなくゾーンとして表示され、ゾーンの幅はパラメーターから変更可能です。

「shved_supply_and_demand」は、支持線と抵抗線を5つに分類して表示しています。

ラインの分類は以下の通りです。

weak:弱い支持線/抵抗線

untested:価格がまだ到達していない支持線/抵抗線

verified:支持線/抵抗線として機能している線

proven:強固な支持線/抵抗線

turncoat:支持線から抵抗線へ転換した線、もしくは抵抗線から支持線へ転換した線

それぞれのラインの表示色はパラメーターから変更できます。

shved_supply_and_demandを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

shved_supply_and_demandのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

shved_supply_and_demand

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

shved_supply_and_demandのパラメーター解説

shved_supply_and_demandパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

BackLimit

期間

初期値:1000

値動きを検出する期間を設定します。

zone_show_weak

弱い支持ゾーン・抵抗ゾーンの表示/表示

初期値:true

falseに設定すると弱い支持ゾーン・抵抗ゾーンが非表示になります。

zone_show_untested

未到達の支持ゾーン・抵抗ゾーンの表示/表示

初期値:true

falseに設定すると価格が未到達の支持ゾーン・抵抗ゾーンが非表示になります。

zone_show_turncoat

到達済みの支持ゾーン・抵抗ゾーンの表示/表示

初期値:false

trueに設定すると価格が到達済みの支持ゾーン・抵抗ゾーンが表示されます。

zone_fuzzfactor

ゾーンの表示幅

初期値:0.75

各ゾーンの幅を設定します。

fractals_show

フラクタルの表示/非表示

初期値:false

trueに設定するとフラクタルが表示されます。

fractal_fast_factor

高速因数

初期値:3.0

フラクタルの高速因数を設定します。

fractal_slow_factor

低速因数

初期値:6.0

フラクタルの低速因数を設定します。

zone_solid

塗りつぶしの有無

初期値:true

falseに設定すると各ゾーンを塗りつぶさずに表示します。

zone_linewidth

ラインの幅

初期値:1

ゾーンを表示するラインの幅を設定します。

zone_style

ゾーンスタイル

初期値:0

ゾーンの表示方法を設定します。

zone_show_info

ゾーン情報の表示/非表示

初期値:true

falseに設定するとゾーン情報が非表示になります。

zone_label_shift

ゾーンラベルのシフト

初期値:4

ゾーンラベルの表示位置が移動します。

zone_merge

ゾーンの余白

初期値:true

falseに設定するとゾーンの余白が無効になります。

zone_extend

ゾーンの拡張

初期値:true

falseに設定するとゾーンの拡張が無効になります。

zone_show_alerts

ゾーンアラートの有効/無効

初期値:false

trueに設定するとゾーンアラートが有効になります。

zone_alert_popups

ゾーンのポップアップアラートの有効/無効

初期値:true

falseに設定するとゾーンのポップアップアラートが無効になります。

zone_alert_sounds

ゾーンの音声アラートの有効/無効

初期値:true

falseに設定するとゾーンの音声アラートが無効になります。

zone_alert_waitseconds

ゾーンアラートの発信時間

初期値:300

ゾーンアラートを発信する時間を秒数で設定します。

Text_size

文字の大きさ

初期値:8

文字の大きさを設定します。

Text_font

フォント

初期値:Courier New

フォントの種類を設定します。

Text_color

文字の表示色

初期値:White

文字の表示色を設定します。

sup_name

支持線のラベル

初期値:Sup

支持線に表示するラベル名を設定します。

res_name

抵抗線のラベル

初期値:Res

抵抗線に表示するラベル名を設定します。

test_name

到達済みの支持・抵抗線のラベル

初期値:Restests

到達済みの支持・抵抗線のラベル名を設定します。

color_support_weak

弱い支持線の表示色

初期値:DarkSlateGray

弱い支持線の表示色を設定します。

color_support_untested

未到達の支持線の表示色

初期値:SeaGreen

未到達の支持線の表示色を設定します。

color_support_verified

確認済みの支持線の表示色

初期値:Green

確認済みの支持線の表示色を設定します。

color_support_proven

強固な支持線の表示色

初期値:LimeGreen

強固な支持線の表示色を設定します。

color_support_turncoat

抵抗線から支持線へ転換した線の表示色

初期値:OliveDrab

抵抗線から支持線へ転換した線の表示色を設定します。

color_resist_weak

弱い抵抗線の表示色

初期値:Indigo

弱い抵抗線の表示色を設定します。

color_resist_untested

未到達の抵抗線の表示色

初期値:Orchid

未到達の抵抗線の表示色を設定します。

color_resist_verified

確認済みの抵抗線の表示色

初期値:Crimson

確認済みの抵抗線の表示色を設定します。

color_resist_proven

強固な抵抗線の表示色

初期値:Red

強固な抵抗線の表示色を設定します。

color_resist_turncoat

支持線から抵抗線へ転換した線の表示色

初期値:DarkOrange

支持線から抵抗線へ転換した線の表示色を設定します。

「BackLimit」はインジケーターの算出に用いる期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほど長期的な値動きにもとづいてインジケーターが表示されます。

「zone_show_alerts」から「zone_alert_sounds」は、アラートの有効/無効を設定するための項目で、trueに設定するとアラートが有効になります。

まとめ

「shved_supply_and_demand」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

  1. 支持線/抵抗線の強弱を表示するインジケーター。

  2. 価格が支持線/抵抗線に到達するとアラートで通知する。

「shved_supply_and_demand」は、支持線/抵抗線の強さを分析したい方に向いているインジケーターです。

ブレイクアウトや逆張り系の手法を使用している方は、一度試してみてはいかがでしょうか。