長期的なストップ水準を表示するMT4インジケーター「stopd_levels_mtf」
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長期的なストップ水準を確認できるインジケーターがあればと考えてことはないでしょうか。
「stopd_levels_mtf」は、指定した時間枠のストップ水準を表示するインジケーターで次のような方に向いています。
ストップ水準を分析したい方
長期的な値動きを分析している方
以上のような方のためにこの記事では、「stopd_levels_mtf」について解説します。
stopd_levels_mtfの概要
「stopd_levels_mtf」を起動すると、チャート上に7本のラインが表示されます。
各ラインはストップ水準を示しており、パラメーターから調整可能です。
「stopd_levels_mtf」は、以下の方法でそれぞれの水準を算出しています。
L1v=2期間中の最安値+(2期間中の最高値-2期間中の最安値)×「L1」/100
L2v=2期間中の最安値+(2期間中の最高値-2期間中の最安値)×「L2」/100
L3v=2期間中の最安値+(2期間中の最高値-2期間中の最安値)×「L3」/100
L4v=2期間中の最安値+(2期間中の最高値-2期間中の最安値)×「L4」/100
L5v=2期間中の最安値+(2期間中の最高値-2期間中の最安値)×「L5」/100
L6v=2期間中の最安値+(2期間中の最高値-2期間中の最安値)×「L6」/100
L7v=2期間中の最安値+(2期間中の最高値-2期間中の最安値)×「L7」/100
どのラインも基本的に同じ方法で算出されています。
ストップ水準を算出する時間枠は、パラメーターで変更することもできます。
stopd_levels_mtfを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
stopd_levels_mtfのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
stopd_levels_mtfのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Timeframe |
時間枠 初期値:D ストップの水準を算出する時間枠を設定します。 |
L1 |
レベル1 初期値:100.0 レベル1の水準を設定します。 |
L2 |
レベル2 初期値:50.0 レベル2の水準を設定します。 |
L3 |
レベル3 初期値:0.0 レベル3の水準を設定します。 |
L4 |
レベル4 初期値:150.0 レベル4の水準を設定します。 |
L5 |
レベル5 初期値:-50.0 レベル5の水準を設定します。 |
L6 |
レベル6 初期値:200.0 レベル6の水準を設定します。 |
L7 |
レベル7 初期値:-100.0 レベル7の水準を設定します。 |
「Timeframe」は、各レベルを算出する時間枠を設定するための項目です。
Dに設定した場合は日足、Wは週足、Mは月足、Yは年、Qに設定した場合は3ヵ月ごとにレベルを算出します。
「L1」から「L7」は、それぞれのレベルを設定するための項目で、設定した値に応じて対応するラインの表示位置が上下に変化します。
まとめ
「stopd_levels_mtf」について解説してきましたが、ポイントまとめると以下のようになります。
指定した時間枠のストップ水準を表示。
時間枠は日足から年足に設定できる。
「stopd_levels_mtf」は、長期的なストップ水準を分析したい方に向いているインジケーターです。
メジャーなインジケーターではないため、どの程度うまく機能するのか確認した上で使用した方が良いでしょう。