ティック単位で算出されたAwesome Oscillatorを表示するMT4インジケーター「Ticker_Awesome_Oscillator」
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ティックチャート専用のオシレーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Ticker_Awesome_Oscillator」は、ティック単位で算出したAwesome Oscillatorを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
スキャルピングを行っている方
ティックチャートをよく使用する方
Awesome_Oscillatorを使用したことがある方
以上のような方のためにこの記事では、「Ticker_Awesome_Oscillator」について解説します。
- Ticker_Awesome_Oscillatorの概要
- Ticker_Awesome_Oscillatorを表示する方法
- Ticker_Awesome_Oscillatorのパラメーター解説
- まとめ
Ticker_Awesome_Oscillatorの概要
「Ticker_Awesome_Oscillator」を起動すると、サブウィンドウ上に赤色と緑色のヒストグラムが表示されます。
「Ticker_Awesome_Oscillator」は、2本の移動平均線の差を表示するインジケーターで、以下の方法で算出されます。
Awesome Oscillator=3期間単純移動平均線-34期間単純移動平均線
「Ticker_Awesome_Oscillator」の値が増加すると緑色のヒストグラムが表示され、減少している場合は赤色のヒストグラムが表示されます。
インジケーターの値がプラス圏で推移している場合は、上昇トレンドが発生した可能性を示しており、マイナス圏で推移している場合は、下降トレンドが発生した可能性を示しています。
インジケーターの値がゼロの水準を超えた時が、エントリーのタイミングということになっていますが、Awesome Oscillatorがティックチャートでも、通常通り機能するのかは不明です。
そのため、実際の取引で使用する前に、バックテストを実施しておいた方が良いでしょう。
Ticker_Awesome_Oscillatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Ticker_Awesome_Oscillatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Ticker_Awesome_Oscillatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「Ticker_Awesome_Oscillator」のパラメーターは、インジケーターの表示期間を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
CountBars |
カウントバーズ 初期値:1000 インジケータを表示する期間をバーの数で設定します。 |
「CountBars」は、インジケーターをチャート上に表示する範囲を設定するための項目で、100に設定した場合、直近のバーから100本前のバーまでの範囲にインジケーターが表示されます。
まとめ
「Ticker_Awesome_Oscillator」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ティック単位で算出したAwesome Oscillatorを表示する。
インジケーターの値が増加すると緑色のヒストグラムが表示され、減少すると赤色ヒストグラムが表示される。
インジケーターがプラス圏で推移している場合は上昇トレンド、マイナス圏で推移している場合は下降トレンドが発生した可能性を示している。
「Ticker_Awesome_Oscillator」は、ティックチャート用のAwesome Oscillatorを試してみたい方におすすめのインジケーターです。
使い方は通常のAwesome Oscillatorと同じなので、Awesome Oscillatorを使用したことのある方であれば、使い方で戸惑うことも少ないでしょう。