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GMTにおけるニューヨークセッションの時間帯のレンジを表示するMT4インジケーター「ShadeNY1」

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ShadeNY1スクリーンショット

短期取引では前のセッションで形成されたレンジの上限や下限が、サポートラインやレジスタンスラインとして機能することがあります。

「ShadeNY1」は、設定された時間帯のレンジを、自動的に検出してチャート上に表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. 短期取引を行っている方

  2. 前のセッションのレンジを確認したい方

  3. インジケーターのソースコードを変更できる方

この記事では上記のような方のために、「ShadeNY1」について解説します。

  1. ShadeNY1の概要
  2. ShadeNY1を表示する方法
  3. ShadeNY1のパラメーター解説
  4. まとめ

ShadeNY1の概要

「ShadeNY1」を起動すると、チャート上の14:30から21:05までの間のレンジを自動的に検出して黄色で表示します。

レンジを表示する色は、パラメーターから変更することもできます。

本来は、ニューヨークセッションのレンジを検出するためのインジケーターですが、GMT用に調整されているため、ほかのタイムゾーンではニューヨークセッションのレンジを正しく表示することができません。

また、レンジを検出する時間は、パラメーターから変更することができないようになっています。

レンジを表示する時間帯を変更するためには、ソースコード上の「#define NY_OPEN_HH」から「#define NY_CLOSE_MM」までの値を変更する必要があります。

インジケーターのソースコードに触れたことのある方であれば、時間の変更にさほど苦労はしないでしょう。

また、特定の時間帯のレンジを表示するという性質上、日足以上の時間足のチャートでは、レンジを表示できませんので注意しましょう。

ShadeNY1を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

ShadeNY1のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

ShadeNY1

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

ShadeNY1のパラメーター解説

ShadeNY1パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「ShadeNY1」のパラメーターは、インジケーターの表示色を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

ShadeColor

レンジの表示色

初期値:Yellow

レンジを表示する色を設定します。

「ShadeColor」は、レンジを表示する色を設定するための項目で、任意の色に設定できます。

初期設定のままでも視認性は高いですが、見にくい場合はほかの色に変更すると良いでしょう。

まとめ

「ShadeNY1」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 特定の時間帯のレンジに色をつけて表示する。

  2. 時間帯を変更するためにはソースコードを改変する必要がある。

  3. 日足以上の時間足のチャートでは、インジケーターを表示できない。

「ShadeNY1」は、前のセッションのレンジを確認したいときにおすすめのインジケーターです。

レンジを検出する時間を変更するためには、ソースコードを変更する必要があるため、MT4に慣れていない方にとっては使いづらいインジケーターと言えますが、ソースコード上の時間を変更するだけなので、インジケーターのコードに触れたことがある方であれば、簡単に調整できるでしょう。