ニューヨーク市場のレンジに色をつけて表示するMT4インジケーター「ShadeNY」
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為替相場は24時間取引が可能ですが、値動きが活発になるのは欧州セッションからニューヨークセッションにかけてです。
そのため、デイトレードなどの短期取引では時間帯を意識することが重要になります。
「ShadeNY」は、特定の時間帯のレンジに色をつけて表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
デイトレードやスキャルピングなどの短期取引を行っている方
ニューヨークセッションのレンジを確認したい方
インジケーターのソースコードを自分で変更できる方
この記事では上記のような方のために、「ShadeNY」について解説します。
ShadeNYの概要
「ShadeNY」は、グリニッジ標準時におけるニューヨークセッションの時間帯に色をつけて表示するインジケーターです。
時間帯だけではなく、ニューヨークセッション中のレンジも確認することができます。
しかし、パラメーターからインジケーターを表示する時間帯の調整はできないため、グリニッジ標準時以外のタイムゾーンでは、ニューヨークセッションを正しく表示できません。
また、8時間足以上のチャートではインジケータが正しく表示されませんので注意しましょう。
ShadeNYを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ShadeNYのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ShadeNYのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「ShadeNY」のパラメーターは、レンジの色を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
ShadeColor |
表示色 初期値:Yellow ニューヨークセッションの表示色を設定します。 |
「ShadeColor」は、インジケーターの表示色を設定するための項目です。
初期設定のままでも十分見やすいですが、必要な場合は見やすい色に変更して使用しましょう。
まとめ
「ShadeNY」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきましょう。
グリニッジ標準時におけるニューヨークセッションのレンジを表示する。
インジケーターを表示する時間帯は固定されている。
ほかのタイムゾーンではニューヨークセッションを正しく表示できない。
「ShadeNY」は、レンジを表示する時間帯を調整できないため、使いどころが少し難しいインジケーターです。
インジケーターのソースコードを変更できる方であれば、時間帯の変更は簡単にできるため、活用できる場面もあるでしょう。
時刻を調整できる同じタイプのインジケーターはほかにもありますので、あえて「ShadeNY」を使用するメリットはあまりないかもしれません。
誰にでもおすすめできるインジケーターではありませんが、興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。