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時間帯別にチャートを色分けして表示するMT4インジケーター「Time_Zones1」

更新日時:

Time_Zones1スクリーンショット

為替相場の1日の値幅の70%程は、一部の時間帯の値動きによるものと言われており、デイトレなどの短期取引において、取引をどの時間帯に行うのかは、取引の成否に関わる重要な要素です。

そのため、時間帯別に色分けしてチャートを表示できるインジケーターがあればと、考えている方もいるのではないでしょうか。

「Time_Zones1」は、上記の機能を備えたインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. デイトレードやスキャルピングなどの短期取引を行っている方

  2. 特定の時間帯を目立たせて表示したい方

以上のような方のためにこの記事では、「Time_Zones1」について解説します。

  1. Time_Zones1の概要
  2. Time_Zones1を表示する方法
  3. Time_Zones1のパラメーター解説
  4. まとめ

Time_Zones1の概要

「Time_Zones1」は、時間帯別に色分けしてチャートを表示するインジケーターで、最大6つの異なる時間帯を色分けできます。

また、時間帯を色分けして表示するだけではなく、各時間帯ごとのレンジも表示できます。

初期設定の状態ではレンジの表示は無効になっているため、パラメーターを変更してレンジの表示を有効にする必要があります。

「Time_Zones1」は、あくまでも24時間を色分けして表示するインジケーターのため、日付ごとに色分けするといった使い方はできません。

使用する際は、日足よりも小さな時間枠のチャートで、使用する必要がありますので注意しましょう。

Time_Zones1を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Time_Zones1のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Time_Zones1

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Time_Zones1のパラメーター解説

Time_Zones1パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

NumberOfDays

日数

初期値:50

インジケーターを表示する日数を設定します。

Begin_1

開始時刻1

初期値:00:00

1番目の時間帯の開始時刻を設定します。

End_1

終了時刻1

初期値:03:30

1番目の時間帯の終了時刻を設定します。

Color_1

表示色1

初期値:Seashell

1番目の時間帯の表示色を設定します。

Begin_2

開始時刻2

初期値:04:00

2番目の時間帯の開始時刻を設定します。

End_2

終了時刻2

初期値:05:30

2番目の時間帯の終了時刻を設定します。

Color_2

表示色2

初期値:MistyRose

2番目の時間帯の表示色を設定します。

Begin_3

開始時刻3

初期値:06:00

3番目の時間帯の開始時刻を設定します。

End_3

終了時刻3

初期値:08:00

3番目の時間帯の終了時刻を設定します。

Color_3

表示色3

初期値:LightCyan

3番目の時間帯の表示色を設定します。

Begin_4

開始時刻4

初期値:08:30

4番目の時間帯の開始時刻を設定します。

End_4

終了時刻4

初期値:12:00

4番目の時間帯の終了時刻を設定します。

Color_4

表示色4

初期値:LightGoldenrod

4番目の時間帯の表示色を設定します。

Begin_5

開始時刻5

初期値:12:30

5番目の時間帯の開始時刻を設定します。

End_5

終了時刻5

初期値:14:00

5番目の時間帯の終了時刻を設定します。

Color_5

表示色5

初期値:PeachPuff

5番目の時間帯の表示色を設定します。

Begin_6

開始時刻6

初期値:14:30

6番目の時間帯の開始時刻を設定します。

End_6

終了時刻6

初期値:20:30

6番目の時間帯の終了時刻を設定します。

Color_6

表示色6

初期値:Pink

6番目の時間帯の表示色を設定します。

HighRange

レンジ表示の有無

初期値:False

trueに設定するとレンジの表示が有効になります。

「Begin1~6」で色分けして表示したい時間帯の開始時刻を設定して、「End1~6」でそれぞれの時間帯の終了時刻を設定します。

「HighRange」は、時間帯ごとのレンジを表示するか否かを設定するための項目で、trueに設定すると色分けした時間帯のレンジが表示されます。

また、不要な時間帯を非表示にしたい場合は、パラメーターの「Color」の設定をnoneに変更することで非表示にできます。

まとめ

「Time_Zones1」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

  1. 24時間を最大6つに色分けして表示する。

  2. 各時間帯のレンジを表示できる。

「Time_Zones1」は、特定の時間帯を一目で確認できるようにしておきたい方に向いているインジケーターです。

短期取引を行っている方にとっては、便利なインジケーターなのではないでしょうか。