指定した時刻にグリッドを繰り返し表示するMT4インジケーター「vertical_time_lines」
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チャート上の特定の時刻にだけグリッド表示できないだろうかと考えたことはないでしょうか。
「vertical_time_lines」は、指定した時間に垂直のラインを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
短期取引を行っている方
特定の時刻を一目で確認できる状態にしておきたい方
必要な時刻にだけグリッドを表示したい方
以上のような方のためにこの記事では、「vertical_time_lines」について解説します。
vertical_time_linesの概要
インジケーターを起動すると、指定した期間内に繰り返しラインが表示され、最大で6通りの時刻を指定することができます。
表示する時刻は、1時間単位ではなく分単位で設定することができる他、ラインの色やスタイルも設定することができます。
初期設定の状態では、8時と9時に青い点線が表示されるようになっています。
為替相場には、取引が活発に行われる時間帯とそうでない時間帯が存在するため、特に短期の取引を行っている場合は、取引する時間帯も考慮する必要があります。
そのため、デイトレなどの短期の取引がメインの方であれば、活用できる場面も多いのではないでしょうか。
vertical_time_linesを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
vertical_time_linesのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
vertical_time_linesのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Historical_Days |
ラインを表示する日数 初期値:50 チャート上にラインを表示する期間を設定します。 |
Line_1_Color |
ライン1の色 初期値:DodgerBlue ライン1の表示色を設定します。 |
Line_1_Visible |
ライン1の表示/非表示 初期値:true falseに設定するとライン1が非表示になります。 |
Line_1_Time |
ライン1を表示する時刻 初期値:08:00 ライン1を表示する時刻を指定します。 |
Line_1_Width |
ライン1の幅 初期値:1 ライン1の太さを設定します。 |
Line_1_Style |
ライン1のスタイル 初期値:2 ライン1の線の種類を設定します。 |
Line_2_Color |
ライン2の色 初期値:DodgerBlue ライン2の表示色を設定します。 |
Line_2_Visible |
ライン2の表示/非表示 初期値:true falseに設定するとライン2が非表示になります。 |
Line_2_Time |
ライン2を表示する時刻 初期値:09:00 ライン2を表示する時刻を指定します。 |
Line_2_Width |
ライン2の幅 初期値:1 ライン2の太さを設定します。 |
Line_2_Style |
ライン2のスタイル 初期値:2 ライン2の線の種類を設定します。 |
Line_3_Color |
ライン3の色 初期値:Magenta ライン3の表示色を設定します。 |
Line_3_Visible |
ライン3の表示/非表示 初期値:false trueに設定するとライン3が表示されます。 |
Line_3_Time |
ライン3を表示する時刻 初期値:10:00 ライン3を表示する時刻を指定します。 |
Line_3_Width |
ライン3の幅 初期値:1 ライン3の太さを設定します。 |
Line_3_Style |
ライン3のスタイル 初期値:2 ライン3の線の種類を設定します。 |
Line_4_Color |
ライン4の色 初期値:Magenta ライン4の表示色を設定します。 |
Line_4_Visible |
ライン4の表示/非表示 初期値:false trueに設定するとライン4が表示されます。 |
Line_4_Time |
ライン4を表示する時刻 初期値:11:00 ライン4を表示する時刻を指定します。 |
Line_4_Width |
ライン4の幅 初期値:1 ライン4の太さを設定します。 |
Line_4_Style |
ライン4のスタイル 初期値:2 ライン4の線の種類を設定します。 |
Line_5_Color |
ライン5の色 初期値:DarkOrange ライン5の表示色を設定します。 |
Line_5_Visible |
ライン5の表示/非表示 初期値:false trueに設定するとライン5が表示されます。 |
Line_5_Time |
ライン5を表示する時刻 初期値:12:00 ライン5を表示する時刻を指定します。 |
Line_5_Width |
ライン5の幅 初期値:1 ライン5の太さを設定します。 |
Line_5_Style |
ライン5のスタイル 初期値:2 ライン5の線の種類を設定します。 |
Line_6_Color |
ライン6の色 初期値:DarkOrange ライン6の表示色を設定します。 |
Line_6_Visible |
ライン6の表示/非表示 初期値:false trueに設定するとライン6が表示されます。 |
Line_6_Time |
ライン6を表示する時刻 初期値:13:00 ライン6を表示する時刻を指定します。 |
Line_6_Width |
ライン6の幅 初期値:1 ライン6の太さを設定します。 |
Line_6_Style |
ライン6のスタイル 初期値:2 ライン6の線の種類を設定します。 |
「vertical_time_lines」のパラメーターは各ラインの表示方法を設定するための項目で構成されています。
「Visible」は各ラインの表示・非表示を設定するための項目です。
trueに設定するとラインがチャート上に表示され、falseに設定すると非表示になります。
まとめ
「vertical_time_lines」の特徴をまとめると以下のようになります。
指定した時刻に垂直なラインを表示する。
同じ時刻に繰り返しラインを表示できる。
各ラインの表示方法は個別に設定可能。
「vertical_time_lines」は、特定の時刻を一目で確認できる状態にしておきたい方に向いているインジケーターです。
シンプルなインジケーターですので、使い方やパラメーターの設定で戸惑うことも少ないかと思います。