直近の高値/安値と過去24期間の高値/安値を比較しトレンドを矢印で表示するアラート通知機能付きMT4インジケーター「ytg_SS」
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トレンドが発生しているかどうかを、分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「ytg_SS」は次のような方に向いているインジケーターです。
トレンドの有無を分析したい方
トレンドの方向を確認したい方
上記のような方のためにこの記事では、「ytg_SS」について解説します。
ytg_SSの概要
「ytg_SS」は直近の高値/安値と24本前までのバーの高値と安値を比較し、一定の条件を満たすと矢印を表示しアラート通知するインジケーターです。
直近の高値が前のバー24本全ての高値より高い場合には赤色の下向きの矢印をチャート上に表示し、直近のバーの安値が前のバー24本全ての安値よりも低い場合には上向きの黄緑色の矢印を表示します。
矢印が表示された際にアラート通知する機能も備わっており、通知方法は画面表示で通知する方法、音声で通知する方法、メールで通知する方法の3種類があります。
「ytg_SS」は、相場にトレンドが存在している可能性を示すだけで、エントリーのシグナルを発しているわけではないので注意しましょう。
「ytg_SS」でトレンドを確認し、ほかのインジケーターや手法でエントリーのタイミングを計るという使い方が適切なのではないかと思います。
ytg_SSを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ytg_SSのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ytg_SSのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
UpSoundFileName |
上昇アラートの音声 初期値:news.wav 上向きの矢印が表示された時に再生する音声ファイルを指定します。 |
DownSoundFileName |
下降アラートの音声 初期値:alert2.wav 下向きの矢印が表示された時に再生する音声ファイルを指定します。 |
arows_1_code |
矢印1の記号の種類 初期値:242 矢印1の形を設定します。 |
arows_2_code |
矢印2の記号の種類 初期値:241 矢印1の形を設定します。 |
arows_1_width |
矢印1の幅 初期値:2 矢印1の幅を設定します。 |
arows_2_width |
矢印2の幅 初期値:2 矢印2の幅を設定します。 |
font_size |
文字の大きさ 初期値:16 文字の大きさを設定します。 |
font_name |
フォントの種類 初期値:Arial Black フォントの種類を設定します。 |
color_on |
上向きの矢印の色 初期値:Lime 上向きの矢印と表示色を設定します。 |
color_off |
下向きの矢印の色 初期値:Red 下向きの矢印の表示色を設定します。 |
「arows_1_code」と「arows_2_code」は、矢印の形を設定するための項目です。
パラメーターを変更することで、矢印以外の記号に変更することもできます。
また、矢印の色は「color_on」「color_off」で変更できます。
まとめ
「ytg_SS」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
高値・安値を比較して一定の条件を満たすと矢印を表示する。
直近の高値が前のバー24本全ての高値より高い場合には赤色の下向きの矢印を表示する。
直近のバーの安値が前のバー24本全ての安値よりも低い場合には上向きの黄緑色の矢印を表示する。
「ytg_SS」は、トレンドが発生しているかどうかを分析したい方に向いているインジケーターです。
移動平均線などの、定番のトレンド系のインジケーター以外のものを試してみたいという方は、一度試してみても良いかもしれません。
高値/安値を比較する範囲は比較的短いため、短期間の値動きの分析に適したインジケーターと言えそうです。