高値・安値をもとにした2本のラインでトレンドの方向を表示するMT4インジケーター「SilverTrend_RonsSite」
更新日時：
トレンドが発生した方向を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「SilverTrend_RonsSite」は、2本のラインでトレンドの方向を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドフォロー系の手法を使用している方
トレンドの方向を分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「SilverTrend_RonsSite」について解説します。
SilverTrend_RonsSiteの概要
「SilverTrend_RonsSite」を起動すると、チャート上に青色と赤色のラインが表示されます。
それぞれのラインの算出方法は以下の通りです。
SsMax＝「SSP」期間中の最高値
SsMin＝「SSP」期間中の最安値
smax＝(SsMax - (SsMax - SsMin)×Kmax / 100)を正規化した値
青色のライン＝6期間前のsmax
赤色のライン＝1期間進めたsmax
青色のラインが赤色のラインを下から上に抜けた場合は上昇トレンド発生のシグナルで、反対に青色のラインが赤色のラインを上から下に抜けた場合は下降トレンド発生のシグナルです。
トレンドが転換した際には、アラートで通知することもできます。
SilverTrend_RonsSiteを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SilverTrend_RonsSiteのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。
SilverTrend_RonsSiteのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
| 入力項目 | 入力内容 |
CountBars |
カウントバー 初期値：400 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
SSP |
期間 初期値：3 高値・安値を検出する期間を設定します。 |
Kmin |
Kminの係数 初期値：1.6 Kminの算出に使用する係数を設定します。 |
Kmax |
smaxの係数 初期値：50.6 smaxの算出に使用する係数を設定します。 |
gAlert |
アラート 初期値：false アラートの有効・無効を設定します。 |
「SSP」は、高値・安値を検出する期間を設定するための項目で、大きな値に設定すると小さな値動きにインジケーターが反応しなくなります。
「gAlert」は、アラートの有効・無効を設定するための項目です。
デフォルトでは無効になっているので、必要な場合はパラメーターを「true」に変更しましょう。
まとめ
「SilverTrend_RonsSite」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
2本のラインでトレンドの方向を表示する。
青色のラインが赤色のラインを下から上に抜けた場合は上昇トレンドが発生した可能性を示している。
青色のラインが赤色のラインを上から下に抜けた場合は下降トレンドが発生した可能性を示している。
「SilverTrend_RonsSite」は、トレンドの発生やその方向を分析したい方に向いているインジケーターです。
トレンドフォロー系の手法を使用している方は、一度試してみると良いでしょう。