FXで何やっても勝てなくて、やったコト

6つの通貨ペアのトレンドをチャート上に表示するMT4インジケーター「ZCOMFX_daily_trend_v2」

更新日時:

ZCOMFX_daily_trend_v2スクリーンショット

複数の通貨ペアのトレンドを、一度に確認できる方法があればと考えたことはないでしょうか。

「ZCOMFX_daily_trend_v2」は以下のような方に向いています。

  1. 複数の通貨ペアで取引している方

  2. 複数の通貨ペアのトレンドをまとめて確認したい方

上記のような方のためにこの記事では、「ZCOMFX_daily_trend_v2」について解説します。

  1. ZCOMFX_daily_trend_v2の概要
  2. ZCOMFX_daily_trend_v2を表示する方法
  3. ZCOMFX_daily_trend_v2のパラメーター解説
  4. まとめ

ZCOMFX_daily_trend_v2の概要

「ZCOMFX_daily_trend_v2」はDariusによって開発されたインジケーターで、前バージョンのZCOMForex_daily_trendにいくつかの機能を追加したものです。

「ZCOMFX_daily_trend_v2」はチャート上に6つの通貨ペアの相場の状態をチャートの角に記号で表示するインジケーターで、上昇トレンドの場合は緑色の記号、下降トレンドの場合は赤色の記号、トレンドが存在しない場合は青色の記号で表示されます。

ローソク足チャート上にもトレンドが切り替わったポイントが表示され、相場が上昇トレンドに切り替わったポイントには上向きの緑の矢印、下降トレンドに切り替わったポイントには赤色の下向きの矢印、動意を失ったポイントには横向きの青い矢印が表示されます。

トレンドの検出には単純移動平均線によるゴールデンクロスとデッドクロス、ストキャスティクスが用いられています。

インジケーターの開発者によるとこのインジケーターは1時間足チャートを基準に作られているため、他の時間枠で使用する場合にはパラメーターの「ShowArrows」をFalseに設定し、チャート上の矢印を非表示にした上で使用することが推奨されています。

また、このインジケーターは日々のトレンドを把握するためのものであり、トレード用のシグナルを発するものではありません。

そのため「ZCOMFX_daily_trend_v2」で表示される矢印をもとに、エントリーすることを開発者は推奨していないので注意しましょう。

ZCOMFX_daily_trend_v2を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

ZCOMFX_daily_trend_v2のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

ZCOMFX_daily_trend_v2

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

ZCOMFX_daily_trend_v2のパラメーター解説

ZCOMFX_daily_trend_v2パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

note

Write 6 pairs to show trend

symbol1

通貨ペア1

初期値:EURUSD

トレンドを表示する通貨ペア名を入力します。

symbol2

通貨ペア2

初期値:GBPUSD

トレンドを表示する通貨ペア名を入力します。

symbol3

通貨ペア3

初期値:AUDUSD

トレンドを表示する通貨ペア名を入力します。

symbol4

通貨ペア4

初期値:USDCHF

トレンドを表示する通貨ペア名を入力します。

symbol5

通貨ペア5

初期値:USDCAD

トレンドを表示する通貨ペア名を入力します。

symbol6

通貨ペア6

初期値:USDJPY

トレンドを表示する通貨ペア名を入力します。

ShowArrows

矢印の表示

初期値:True

falseに設定すると矢印が非表示になります。

note2

Coordinates

X

横の位置

初期値:40

インジケーターの表示位置が左右に移動します。

Y

縦の位置

初期値:20

インジケーターの表示位置が上下に移動します。

Corner

コーナー

初期値:1

インジケーターの表示する角を指定します。

「symbol1」から「symbol6」は、トレンドを表示する画面を設定するための項目で、最大6種類指定できます。

「Corner」はインジケーターをチャート上のどの角に表示するのかを設定するための項目です。

0に設定すると左上、1は右上、2は左下、3の場合は右下に表示されます。

「X」と「Y」は、表示位置を調整するための項目なので、必要な場合は変更しましょう。

まとめ

「ZCOMFX_daily_trend_v2」の特長は以下の通りです。

  1. 単純移動平均線の交差にもとづいてトレンドを表示している。

  2. 上昇トレンドでは緑色、下降トレンドでは赤色の記号を表示する。

  3. トレンドが存在しない場合は青色の記号を表示する。

「ZCOMFX_daily_trend_v2」は、複数の通貨ペアのトレンドを大まかに把握しておきたい方に向いているインジケーターです。

あくまでも確認用のインジケーターなので、他のインジケーターの補助として使用するのが、適切な使い方なのではないかと思います。