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振り幅の大きさでボラティリティを表示するMT4インジケーター「R_Volatility_I」

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R_Volatility_Iスクリーンショット

値動きの勢いを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「R_Volatility_I」は、2種類の指数平滑移動平均をベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 値動きの勢いを分析したい方

  2. 相場のボラティリティを分析したい方

  3. 値動きの方向を分析した方

以上のような方のためにこの記事では、「R_Volatility_I」について解説します。

  1. R_Volatility_Iの概要
  2. R_Volatility_Iを表示する方法
  3. R_Volatility_Iのパラメーター解説
  4. まとめ

R_Volatility_Iの概要

「R_Volatility_I」を起動するとサブウィンドウ上に、青色のラインが表示されます。

「R_Volatility_I」では、50レベルが軸になっており、オシレーターが50より上に振れている場合は、上方向へのボラティリティが高まっている状態です。

反対に、50より下に振れている場合は、下方向へのボラティリティが高まっていることを示しています。

インジケーターの使い方はモメンタムに似ていますが、モメンタムとは異なる方法で算出されます。

「R_Volatility_I」の算出方法は以下の通りです。

positive=高値の「RVIPeriod」指数平滑移動平均の標準偏差

negative=安値の「RVIPeriod」指数平滑移動平均の標準偏差

R_Volatility_I=100-100/(1+positive/negative)

値の振り幅が大きいほど、ボラティリティが高いことを示しています。

R_Volatility_Iを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

R_Volatility_Iのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

R_Volatility_I

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

R_Volatility_Iのパラメーター解説

R_Volatility_Iパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「R_Volatility_I」のパラメーターは、インジケーターの算出期間を設定するための項目のみで構成されています。

入力項目 入力内容

RVIPeriod

算出期間

初期値:10

指数平滑移動平均の算出期間を設定します。

「RVIPeriod」は、高値と安値の指数平滑移動平均の算出期間を設定するための項目です。

期間を短く設定すると、短期的な価格の変化が「RVIPeriod」に反映されるため、インジケーターの反応が速くなります。

反対に長く設定すると、長期的な値動きが反映されるため、反応が緩やかになります。

「RVIPeriod」を長く設定するほどノイズは少なくなりますが、小さな値動きがインジケーターに反映されなくなるため注意が必要です。

まとめ

「R_Volatility_I」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 安値の偏差に対する高値の偏差の割合をオシレーターとして表示する。

  2. インジケーターの振り幅が大きいほど、ボラティリティが高い状態。

  3. 50レベルより上に値が振れている場合は、上方向へのボラティリティが高まっている状態。

  4. 50レベルより下に値が振れている場合は、下方向へのボラティリティが高まっている状態。

「R_Volatility_I」は、相場のボラティリティと価格が向かっている方向を分析したい方に向いているインジケーターです。

値動きの勢いを分析したい方は、一度試してみると良いでしょう。