ジグザグとチャネル・高値/安値同士をつないだラインを表示するMT4インジケーター「Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs」
更新日時:2020年10月27日 9:06
価格の振り幅を確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs」は以下のような方に向いているインジケーターです。
価格の振り幅を確認したい方
自動的にチャネルを表示してくれるインジケーターを探している方
上記のような方のためにこの記事では、「Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs」について解説します。
- Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highsの概要
- Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highsを表示する方法
- Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highsのパラメーター解説
- まとめ
Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highsの概要
MT4のジグザグ系のインジケーターの中には、チャネルを表示するものがあり「Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs」もそういったインジケーターの一つです。
「Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs」では、ジグザグが赤いライン、チャネルの上限がピンクのライン、チャネルの下限が水色のラインとして表示される他、インジケーターが検出した高値同士を結ぶラインが緑色、安値同士を結ぶラインが黄色で表示されます。
チャネルの上限はジグザグによって検出された高値のみを結んで表示され、下限はジグザグによって検出された安値のみを結んで表示されます。
「Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs」によって表示されるチャネルは、ジグザグの描写が更新されるまでは表示されないため、一般的に用いられるようなチャネルを使ったエントリー手法を使用するのは困難です。
エントリーのタイミングや方向に関しては他のインジケーターを用いて判断した方が良いかもしれません。
Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs」のパラメーターは、3つの項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
ExDepth |
デプス 初期値:12 値動きを検出する最小の値幅を設定します。 |
ExDeviation |
ディビエーション 初期値:5 偏差を設定します。 |
ExBackstep |
バックステップ 初期値:3 反転を検出する期間を設定します。 |
「ExDepth」は、ジグザグに反映する最小の値幅を設定するための項目です。
大きな値に設定すると小さな値動きが反映されなくなります。
「ExDeviation」はジグザグの偏差を設定するための項目ですが、変更してもインジケーターの動作が大きく変化するわけではありません。
まとめ
「Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs」の特長は以下の通りです。
ジグザグをもとにチャネルを表示する。
チャネルはジグザグによって検出された高値同士・安値同士をラインで繋いで表示。
「Zigzag_with_line_at_lows_and_line_at_highs」は、波動の振り幅を確認したい方に適したインジケーターです。
トレンドの方向や値幅を把握したい時などに活用できるでしょう。
先述の通り、エントリーのタイミング等の分析には向いていないので、他のインジケーターと組み合わせて使用しましょう。
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