ジグザグとフィボナッチレベルを表示するMT4インジケーター「ZigZagFibonacci」
更新日時:
フィボナッチリトレースメントを手動で引くのは面倒だと感じたことはないでしょうか。
「ZigZagFibonacci」は、以下のような方に向いています。
フィボナッチリトレースメントを使用している方
ジグザグを使用したことがある方
この記事では「ZigZagFibonacci」について詳しく解説します。
ZigZagFibonacciの概要
「ZigZagFibonacci」は、ジグザグと直近のスイングを基に自動的にフィボナッチレベルを表示するインジケーターです。
フィボナッチを基にしたサポートライン/レジスタンスラインを意識しながら、ジグザグで値動きのサイクル分析を行うことができます。
このインジケーターのオリジナルはfukinagashiによって開発されたものですが、「ZigZagFibonacci」はBrett Jonesによってオリジナルに搭載されていたサウンド機能が無効化されたものです。
フィボナッチレベルが自動的に表示されるようになっていますが、その反面フィボナッチレベルの表示を調整するパラメーター項目がないため、期待するようなフィボナッチレベルを表示できない可能性もある点に注意が必要です。
また、フィボナッチレベルは薄い黄色で表示されるため、チャートの背景色によっては見難く調整が必要な場合があります。
ZigZagFibonacciを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ZigZagFibonacciのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ZigZagFibonacciのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
ExDepth |
デプス 初期値:12 値動きを検出する最小の値幅を設定します。 |
ExDeviation |
ディビエーション 初期値:5 偏差を設定します。 |
ExBackstep |
バックステップ 初期値:3 反転を検出する期間を設定します。 |
「ExDepth」は、インジケーターに反映する最小の幅を設定するための項目です。
小さな値に設定すると小さな値動きがジグザグに反映され、大きな値に設定すると小さな値動きは無視され、大きな値動きのみが反映されます。
「ExDeviation」はジグザグの偏差を設定するための項目ですが、インジケーターの動作が大幅に変わるわけではありませんので留意しておきましょう。
「ExBackstep」は、値動きが転換したことを判定する期間を設定するための項目で、大きな値に設定すると短いプルバックは無視されます。
まとめ
「ZigZagFibonacci」の特徴をまとめると以下のようになります。
ジグザグをベースにしている。
ジグザグの直近のスイングをもとにフィボナッチリトレースメントを表示する。
「ZigZagFibonacci」は、自動的にフィボナッチリトレースメントを表示してくれるインジケーターを探している方に適しています。
フィボナッチレベルを用いて波動分析を行なっているトレーダーにとっては、導入を検討する価値のあるインジケーターなのではないでしょうか。