ジグザグと一緒にフィボナッチレベル・アンドリューズフォークを表示するMT4インジケーター「ZZ_Ensign_Fibo」
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フィボナッチレベルとアンドリューズピッチフォークは、組み合わせて使用されることも多いですが、手動でセッティングするのは面倒だと感じたことはないでしょうか。
「ZZ_Ensign_Fibo」は次のような方に向いているインジケーターです。
フィボナッチレベルとアンドリューズピッチフォークを使用している方
ジグザグを使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「ZZ_Ensign_Fibo」について解説します。
ZZ_Ensign_Fiboの概要
「ZZ_Ensign_Fibo」はジグザグ系のインジケーターの一種で、ジグザグと一緒にフィボナッチレベル、アンドリューズピッチフォークをチャート上に表示することができるインジケーターです。
パラメーターの初期設定ではフィボナッチレベルとアンドリューズスピッチフォークは表示されない設定になっていますので、表示したい場合はパラメーターの設定を変更する必要があります。
ジグザグを用いて値動きを直線で表示することによってフィボナッチレベルやアンドリューズピッチフォークによるテクニカル分析が行いやすくなるため、そういった方法で分析を行っている方にとっては便利なインジケーターと言えるでしょう。
マーケットやチャートを表示する時間枠によって、ジグザグが思ったような表示にならない場合もありますので、状況によってはパラメーターの調整が必要になりそうです。
ZZ_Ensign_Fiboを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ZZ_Ensign_Fiboのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ZZ_Ensign_Fiboのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
minBars |
バーの最小数 初期値:12 価格の検出に用いるバーの数を設定します。 |
minSize |
ポイントフィルタ 初期値:50 バーの最小サイズを設定します。 |
ExtFiboType |
フィボナッチレベルの種類 初期値:true フィボナッチレベルの種類を設定します。 |
ExtFiboDinamic |
移動フィボナッチレベルを表示 初期値:false trueに設定すると移動フィボナッチレベルが有効になります。 |
ExtFiboStatic |
静的フィボナッチの表示 初期値:false trueに設定すると静的フィボナッチが有効になります。 |
ExtFiboStaticNum |
波の数 初期値:2 静的フィボナッチを表示するジグザグの波の数を指定します。 |
ExtFiboS и ExtFiboD |
フィボナッチレベルの色 初期値:Teal フィボナッチレベルの表示色を設定します。 |
ExtPitchfork |
アンドリューズピッチフォークの表示方法 初期値:0 アンドリューズピッチフォークの表示方法を指定します。 |
ExtLinePitchfork |
アンドリューズピッチフォークの色 初期値:MediumBlue アンドリューズピッチフォークの表示色を設定します。 |
フィボナッチレベルを表示したい場合はパラメーターの「ExtFiboStatic」をtrueに設定し、アンドリューズスピッチフォークを表示したい場合は「ExtPitchfork」という項目を1か2に設定することで表示できます。
「ExtPitchfork」を1に設定した場合は直近の3つの極値をもとにアンドリューズピッチフォークを表示し、2に設定した場合は中央値をもとに表示されます。
まとめ
「ZZ_Ensign_Fibo」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ジグザグと一フィボナッチレベル、アンドリューズピッチフォークを表示する。
フィボナッチレベルとアンドリューズピッチフォークは個別に表示設定できる。
「ZZ_Ensign_Fibo」は、フィボナッチレベルとアンドリューズピッチフォークを使用している方に向いているインジケーターです。
これら2つの指標は組み合わせて使用されることも多いので、自動的に表示してくれる「ZZ_Ensign_Fibo」は便利なインジケーターと言えるでしょう。