Willams%Rをもとに、相場の山と谷を捉えることを目的としたシグナル表示するMT4インジケーター『BykovTrend_Sig』
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レンジ相場ではオシレーターを使用すると、反転するタイミングや水準を分析できます。
「BykovTrend_Sig」は、Willams%Rをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
レンジ相場でエントリーするタイミングを分析したい方
Willams%Rを使用している方
上記のような方のためにこの記事では、「BykovTrend_Sig」について解説します。
BykovTrend_Sigの概要
「BykovTrend_Sig」は、Willams%Rをもとに、相場の山と谷を捉えることを目的としたシグナル出すMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のように山にピンクの下矢印を、谷に水色の上矢印を表示します。
Williams%Rとは、ラリー・ウィリアムズ氏によって考案されたオシレーター系のテクニカル指標で、一定期間尾最高値と最安値の中で、直近の終値が相対的にどのレベルにあるのかを示したものです。
ストキャスティクスの%Kに似た動きで、レンジ相場に強いのが特徴です。
今回紹介している「BykovTrend_Sig」では、このWilliams%Rをもとに、山と谷を捉えるシグナルを表示しています。
ただ、少しの価格変動でシグナルが表示されてしまうので、トレンド相場ではあまり精度は良くありません。
BykovTrend_Sigを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BykovTrend_Sigのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
BykovTrend_Sigのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RISK |
Willams%Rの閾値 初期値:3 シグナルを表示する閾値を設定します。 |
SSP |
Willams%Rの算出期間 初期値:9 Willams%Rの算出期間を設定します。 |
CountBars |
バーカウント 初期値:500 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
「RISK」はシグナルを表示する閾値を設定するための項目で、小さな値に設定するほど頻繁にシグナルが表示されます。
「SSP」は、Willams%Rの算出期間を設定するための項目です。
大きな値に設定すると価格に対する反応が緩やかになりますが、短期的な値動きに対する反応が鈍くなります。
「CountBars」は、インジケーターを表示する範囲を設定するための項目です。
直近のシグナルだけ確認できれば良いという方は、小さな値に変更すると良いでしょう。
まとめ
「BykovTrend_Sig」について解説してきましたが、要点をまとめると次のようになります。
Willams%Rをもとにレンジ相場でのシグナルを矢印で表示する。
相場の山ではピンクの下向きの矢印を表示する。
相場の谷では水色の上向きの矢印を表示する。
「BykovTrend_Sig」は、レンジ相場の山や谷を捉えたい方に向いているインジケーターです。
トレンド相場では、先述の通り、少しの価格変動でシグナルが表示されてしまうのであまり精度は良くないですが、レンジ相場では上手く山と谷を捉えているように見えます。
レンジ相場で使えるインジケーターを探している人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。