平滑化したウィリアムズ％Rを表示するMT4インジケーター「VininI_MA_WPR(v1)」

更新日時：2020年08月13日 15:57

ウィリアムズ％Rは、テクニカル分析でよく使用されるオシレーターのひとつですが、ダマしのシグナルに悩まされた経験はないでしょうか。

「VininI_MA_WPR(v1)」は、平滑化処理を施したウィリアムズ％R（WPR）を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

1. ウィリアムズ％Rをよく使用する方

2. ウィリアムズ％Rのダマしのシグナルに悩まされている方

以上のような方のためにこの記事では、「VininI_MA_WPR(v1)」について解説します。

1. VininI_MA_WPR(v1)の概要
2. VininI_MA_WPR(v1)を表示する方法
3. VininI_MA_WPR(v1)のパラメーター解説
4. まとめ

VininI_MA_WPR(v1)の概要

インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に水色のラインでWPRが表示されますが、初期設定の状態では買われ過ぎ/売られ過ぎ水準は、表示されませんので必要な場合は、「表示中のインジケーター」→「VininI_MA_WPR(v1)」→「レベル表示」から追加しましょう。

「VininI_MA_WPR(v1)」は以下の方法で算出されます。

WPR=（（（N期間の最高値－当日の終値）/（N期間の最高値－N期間の最安値）×100）+50）×2

VininI_MA_WPR(v1)＝WPRの移動平均

通常のWPRとインジケーターの見方は同じですので、WPRに触れたことのある方であれば、使い方に戸惑うことも少ないかと思います。

実際の取引に使用する前に、どの程度うまく機能するのか、十分にテストした上で使用することをお奨めします。

VininI_MA_WPR(v1)を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

VininI_MA_WPR(v1)のパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「WPR_Period」は、ウィリアムズ％Rの算出期間を設定するための項目で、期間を長く設定した場合、価格の変化に対するインジケーターの反応が緩やかになります。

「MA_Period」を平滑化する期間を設定するための項目です。

大きな値に設定するほど、インジケーターとノイズが少なくなりますが、価格の変化に対する反応も鈍くなります。

まとめ

「VininI_MA_WPR(v1)」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. 平滑化処理を施したウィリアムズ％Rを表示する。

2. 買われ過ぎ/売られ過ぎ水準は別途追加する必要がある。

3. 使い方は通常のウィリアムズ％Rと同じ。

「VininI_MA_WPR(v1)」は、ダマしのシグナルが少ないウィリアムズ％Rを探している方にぴったりのインジケーターです。

ノイズの少ないWPRを探しているという方にとっては、試してみる価値のあるインジケーターと言えるでしょう。