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WPRをベースにしたオシレーターで値動きの方向を表示するMT4インジケーター「VininI_MV_MA_WPR(v1)」

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VininI_MV_MA_WPR(v1)スクリーンショット

MT4には標準でウィリアムズ%Rがインストールされていますが、ダマしのシグナルに悩まされた経験はないでしょうか。

「VininI_MV_MA_WPR(v1)」は、ウィリアムズ%R(WPR)に平滑化処理を施したインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. ウィリアムズ%Rのノイズに悩まされている方

  2. ウィリアムズ%Rをよく使用する方

以上のような方のためにこの記事では、「VininI_MV_MA_WPR(v1)」について解説します。

  1. VininI_MV_MA_WPR(v1)の概要
  2. VininI_MV_MA_WPR(v1)を表示する方法
  3. VininI_MV_MA_WPR(v1)のパラメーター解説
  4. まとめ

VininI_MV_MA_WPR(v1)の概要

インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に水色のラインでWPRが表示されます。

VininI_MA_WPR(v1)という同じ開発者によって、開発されたインジケーターも、平滑化したWPRを表示するインジケーターですが、こちらは平滑化方法が単純移動平均に固定されていますが、「VininI_MV_MA_WPR(v1)」は、平滑化方法の変更が可能です。

「VininI_MV_MA_WPR(v1)」の算出方法は以下の通りです。

WPR=(「WPR_Period」期間のウィリアムズ%R+50)×2

VininI_MV_MA_WPR(v1)=WPRの「MA_Period」期間移動平均

インジケーターの使い方は一般的なWPRと同じですので、WPRを使用したことがある方であれば、問題なく使用できるかと思います。

VininI_MV_MA_WPR(v1)を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

VininI_MV_MA_WPR(v1)のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

VininI_MV_MA_WPR(v1)

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

VininI_MV_MA_WPR(v1)のパラメーター解説

VininI_MV_MA_WPR(v1)パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

WPR_Symbol

WPRの通貨

初期値:GBPUSD

WPRの算出に用いる通貨ペアを指定します。

MA_Period

平滑化期間

初期値:5

WPRを平滑化する期間を設定します。

MA_Mode

平滑化方法

初期値:0

平滑化に用いる移動平均の種類を設定します。

WPR_Period

WPR算出期間

初期値:14

WPRの算出期間を設定します。

Limit

表示期間

初期値:1440

インジケーターを表示する期間を設定します。

「VininI_MV_MA_WPR(v1)」を使用する上で、注意しなければならないのは、通貨ペアを指定する必要があるという点です。

初期設定の「WPR_Symbol」では、通貨ペアがGBPUSDになっていますので、他の通貨ペアのチャートでこのインジケーターを使用する場合は、表示中のチャートの通貨ペア名と「WPR_Symbol」に入力する通貨ペア名を一致させる必要があります。

「MA_Mode」は、ウィリアムズ%Rの平滑化方法を設定するための項目です。

0に設定すると単純移動平均が適用され、1が指数平滑移動平均、2が平滑化移動平均、3に設定した場合は線形加重移動平均で平滑化が実行されます。

まとめ

「VininI_MV_MA_WPR(v1)」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

  1. 平滑化したウィリアムズ%Rを表示する。

  2. パラメーターで通貨ペアを指定する必要がある。

「VininI_MV_MA_WPR(v1)」は、ウィリアムズ%Rのノイズに悩まされている方におすすめです。

ウィリアムズ%Rを普段から使用している方は、導入を検討してみると良いでしょう。