前日の価格をもとに当日の予想レンジを表示するMT5インジケーター「dailyrange」
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短期的なレンジを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「dailyrange」は、前日の価格をもとに予想レンジを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
デイトレなどの短期取引を行っている方
レジスタンスラインやサポートラインを狙った手法を使用している方
この記事では、「dailyrange」について詳しく解説します。
dailyrangeの概要
「dailyrange」を起動すると、チャート上に緑色と赤色のラインで、予想レンジが表示されます。
「dailyrange」では、前日の高値と安値、終値を合計した値を3で除算したレベルを基準に、レンジを表示しています。
単純に前日の高値・安値をもとに、レンジを表示しているわけではないので注意しましょう。
dailyrangeを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
dailyrangeのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
dailyrangeのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
StepBack |
価格を検出する位置 初期値:0 レンジを検出する基準位置を設定します。 |
Color of Resistance level |
レジスタンスレベルの表示色 初期値:Lime レジスタンスラインの表示色を設定します。 |
Color of Support level |
サポートレベルの表示色 初期値:Red サポートラインの表示色を設定します。 |
Style of Resistance level |
レジスタンスラインのスタイル 初期値:SOLID_ レジスタンスラインの表示方法を設定します。 |
Style of Support level |
サポートラインのスタイル 初期値:SOLID_ サポートラインと表示方法を設定します。 |
Width of Resistance level |
レジスタンスラインの太さ 初期値:Width_2 レジスタンスラインの幅を設定します。 |
Width of Support level |
サポートラインの太さ 初期値:Width_2 サポートラインの幅を設定します。 |
「StepBack」は、1日をカウントする位置を設定するための項目です。
正の値を入力すると基準位置がチャート右側に移動し、負の値を入力すると左側に変化します。
「Color of Resistance level」「Color of Support level」は、レジスタンスライン・サポートラインの表示色を設定するための項目です。
必要な場合は見やすい色へ変更しましょう。
「Style of Resistance level」「Style of Support level」は、レジスタンスライン・サポートラインのスタイルを設定するための項目です。
デフォルトの状態では実線に設定されていますが、点線や破線に変更することもできます。
「Width of Resistance level」「Width of Support level」は、レジスタンスライン・サポートラインの太さを設定するための項目です。
ラインの太さを5段階で調整できます。
まとめ
「dailyrange」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
前日の価格をもとに予想レンジを表示する
前日の高値と安値、終値を基準にレンジを算出している
「dailyrange」は、当日のレンジの目安を分析したい方に向いているインジケーターです。
実際の取引で使用する前に、レンジがどの程度うまく機能するのか確認しておいた方がよいでしょう。