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ジョンエラーズ平滑化アルゴリズムで平滑化したADXを表示するMT5インジケーター「adx_smoothed」

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adx_smoothedスクリーンショット

ADXのノイズに悩まされた経験はないでしょうか。

「adx_smoothed」は、平滑化したADXを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. ノイズの少ないADXを探している方

  2. 上昇圧力と下降圧力の強さを分析したい方

  3. トレンドの有無を分析したい方

以上のような方のためにこの記事では、「adx_smoothed」について解説します。

  1. adx_smoothedの概要
  2. adx_smoothedを表示する方法
  3. adx_smoothedのパラメーター解説
  4. まとめ

adx_smoothedの概要

「adx_smoothed」を起動すると、サブウィンドウ上に3本のラインが表示されます。

黄緑色のラインは+DI、赤色のラインは−DI、青色のラインはADXです。

+DIが−DIより高い水準にある場合は上昇圧力が強い状態です。

反対に、-DIが+DIより高い水準にある場合は下降圧力が強いことを示しています。

先述のとおり、「adx_smoothed」は平滑化処理を施したADXを表示します。

平滑化には、ジョンエラーズ平滑化アルゴリズムが用いられています。

そのため、一般的なADXと比較してノイズが少なくなっている点が特徴です。

基本的な使い方は一般的なADXと同じですが、特殊な方法で平滑化されているため、ADXがどの程度まで上昇したらトレンドが発生したと判断すべきか十分に検証したほうがよいでしょう。

adx_smoothedを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

adx_smoothedのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

adx_smoothed

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

adx_smoothedのパラメーター解説

adx_smoothedパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「adx_smoothed」のパラメーターは、ADXに関する項目と平滑化に関する項目で構成されています。

入力項目 入力内容

period

DIの算出期間

初期値:14

DIの算出期間を設定します。

alpha1

係数1

初期値:0..25

1回目の平滑化に用いる係数を設定します。

alpha2

係数2

初期値:0.33

2回目の平滑化に用いる係数を設定します。

PriceType

適用価格

初期値:0

「adx_smoothed」の算出に用いる価格の種類を設定します。

「period」は、DIの算出期間を設定するための項目です。

DMの平均を算出する期間を設定します。

「alpha1」と「alpha2」は、ADXの平滑化に用いる係数を設定するための項目です。

設定した値に応じて、インジケーターの感度が変化します。

「PriceType」は適用価格を設定するための項目ですが、無効になっているようです。

まとめ

「adx_smoothed」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. ジョンエラーズ平滑化アルゴリズムで平滑化したADXを表示する

  2. 一般的なADXよりもノイズが抑えられている

  3. 使い方は一般的なADXと同じ

「adx_smoothed」は、ノイズの少ないADXを探している方におすすめのインジケーターです。

通常のADXのノイズに悩まされた経験がある方は、一度試してみるとよいでしょう。