トレンド相場での損切りの目安を表示するMT5インジケーター「NRTR_Rosh_v2」
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損切りをどこに設定すべきか迷った経験はないでしょうか。
「NRTR_Rosh_v2」は、トレンドの方向と損切りの目安を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドの方向を分析したい方
トレンド相場における損切りの目安を分析したい方
チャートに張り付いているのが難しい方
この記事では「NRTR_Rosh_v2」について詳しく解説します。
NRTR_Rosh_v2の概要
「NRTR_Rosh_v2」を起動すると、チャート上にドットとxが表示されます。
上昇トレンドでは水色のドットが表示され、下降トレンドでは赤紫色のドットが表示されます。
黄緑色のxはサポートライン、赤色のxはレジスタンスラインの水準です。
上昇トレンドでは黄緑色のxのみが表示され、反対に下降トレンドでは赤色のxのみが表示されます。
また、「NRTR_Rosh_v2」にはトレンドの転換をメールで通知する機能も備わっています。
チャートを長時間観察する時間がない方にとっては、便利な機能と言えるでしょう。
NRTR_Rosh_v2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
NRTR_Rosh_v2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
NRTR_Rosh_v2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
PerATR |
ATRの期間 初期値:40 ATRの算出期間を設定します。 |
kATR |
ATRの係数 初期値:2.0 ATRに乗算する値を設定します。 |
useSendMail |
メールアラートの有無 初期値:false trueに設定するとメールアラートが有効になります。 |
「PerATR」は、ATRの算出期間を設定するための項目です。
大きな値に設定すると長期的なボラティリティがインジケーターに反映されます。
「kATR」はATRに乗算する値を設定するための項目です。
設定した値に応じてx印の表示位置が変化します。
大きな値に設定するほど、ローソク足から離れた位置に表示され、小さな値に設定するとローソク足の近くに表示されます。
「useSendMail」は、メールアラートの有無を設定するための項目です。
trueに設定するとメールアラートが有効になり、falseに設定すると無効になります。
trueに設定した場合、トレンドの方向が切り替わった時にメールで通知します。
まとめ
「NRTR_Rosh_v2」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
上昇トレンドでは水色のドットが表示される
黄緑色のxはサポートラインを示している
下降トレンドでは赤紫色のドットを表示する
赤色のxはレジスタンスラインの水準を示している
「NRTR_Rosh_v2」は、トレンド相場における損切り水準の目安を分析したい方に向いているインジケーターです。
メールアラートも使用できるので、チャートに張り付いているのが難しい方にもおすすめです。