FXで何やっても勝てなくて、やったコト

トレンドの方向によって色が変化するボリンジャーバンドを表示するMT5インジケーター「ibbfill2」

更新日時:2020年03月11日 10:03

ibbfill2スクリーンショット


ボリンジャーバンドは、テクニカル分析においてよく使用されるインジケーターで、MT5にも標準でボリンジャーバンドがインストールされています。


「ibbfill2」は、トレンドに合わせて色が変化するボリンジャーバンドを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. ボリンジャーバンドをよく使用する方

  2. 順張りでエントリーすることが多い方


そういった方のためにこの記事では、「ibbfill2」について解説していきます。


  1. ibbfill2の概要
  2. ibbfill2を表示する方法
  3. ibbfill2のパラメーター解説
  4. まとめ

ibbfill2の概要


「ibbfill2」を起動すると、中心線が黄色、アッパーバンドが青色、ロワーバンドが赤色のボリンジャーバンドが表示されます。


価格がアッパーバンドに接触すると、ボリンジャーバンドの内側が青色で表示され、下のバンドに接触するとボリンジャーバンドの内側が茶色で表示されます。


つまり、青色で表示されている場合は、上昇トレンドが発生した可能性を示しており、茶色で表示されている場合は、下降トレンドが発生した可能性を示しています。


価格が中心線と接触すると、ボリンジャーバンドの内側が灰色で表示され、相場の動意が薄くトレンドが存在しない可能性を示しています。


このインジケーターによって表示されるボリンジャーバンドは、色が変化する点を除けばMT5標準のボリンジャーバンドと動作は変わらないため、普段ボリンジャーバンドを使用している方でも、違和感を感じることは少ないでしょう。


ibbfill2を表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。


ibbfill2のダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


ibbfill2


MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


ibbfill2のパラメーター解説


ibbfill2パラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

Bollinger Bands period

ボリンジャーバンドの期間


初期値:20


ボリンジャーバンドの算出期間を設定します。

Bollinger Bands width

偏差


初期値:2


バンドを算出する偏差を設定します。

Bollinger Bands applied price

適用価格


初期値:PRICE_CLOSE


ボリンジャーバンドの算出に用いる価格の種類を設定します。


「Bollinger Bands width」は、ボリンジャーバンドの偏差を設定するための項目で、大きな値に設定するほどボリンジャーバンドの幅が広くなります。


「Bollinger Bands applied price」は、ボリンジャーバンドの適用価格を設定するための項目で、デフォルトでは終値に設定されていますが、始値、高値、安値、中間値、TP、加重終値も選択できます。


まとめ


「ibbfill2」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきましょう。


  1. 上昇トレンドではバンドの内側が青色で表示され、下降トレンドでは茶色で表示される。

  2. トレンドが存在しない場合はバンドの内側が灰色で表示される。


「ibbfill2」は、ボリンジャーバンドの示すトレンドを、一目で確認できるようにしておきたい方に向いているインジケーターです。


価格とバンドの接触をもとに色を変化させていますので、通常のボリンジャーバンドよりもバンドウォークを見つけやすくなっています。


ボリンジャーバンドを用いて、順張りでエントリーすることが多い方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。