12種類のローソク足のパターンを検出して矢印を表示するMT5インジケーター「excandles2」
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ローソク足のパターンを、自動的に検出してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「excandles2」は、12種類のローソク足のパターン検出してマーカーを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの反転を分析したい方
ローソク足のパターンをもとに取引している方
この記事では「excandles2」について詳しく解説します。
excandles2の概要
「excandles2」を起動すると、チャート上に矢印が表示されます。
上向きの矢印は上昇パターンが形成されたことを示しており、下向きの矢印は下降パターンが形成されたことを示しています。
「excandles2」は、12種類のパターンを検出できます。
検出可能なパターンは以下の通りです。
Shooting Star
Inverted hammer
Hanging man
Hammer
Bearish Engulfing
Bullish Engulfing
Dark Cloud Cover
Piercing Line
Evening Star
Morning Star
Evening Doji Star
Morning Doji Star
表示されたマーカーにカーソルを合わせれば、パターン名を確認できます。
excandles2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
excandles2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
excandles2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
ExPeriod |
トレンドの検出期間 初期値:24 トレンドを検出する期間を設定します。 |
TrendFilter |
トレンドフィルターの有効・無効 初期値:true falseに設定するとトレンドフィルターが無効になります。 |
how_bars |
算出期間 初期値:0 パターンの検出期間を設定します。 |
UpSymbol |
上昇マーカー 初期値:233 上昇パターンが出現した際に表示するマーカーの種類を設定します。 |
DnSymbol |
下降マーカー 初期値:234 下降パターンが出現した際に表示するマーカーの種類を設定します。 |
VertShift |
シフト 初期値:100 マーカーの垂直方向のオフセットを設定します。 |
「ExPeriod」は、トレンドの検出に用いるバーの数を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど長期的なトレンドが検出されます。
「TrendFilter」は、トレンドフィルターの有効・無効を設定するための項目です。
trueに設定するとフィルターが有効になり、fasleに設定すると無効になります。
「how_bars」は、パターンの検出に用いるバーの数を設定するための項目です。
設定した値に応じて、パターンが検出される頻度が変化します。
「UpSymbol」「DnSymbol」は、上昇パターン・下降パターンが検出された際に表示するマーカーの種類を設定するための項目です。
デフォルトでは矢印が表示されるように設定されています。
「VertShift」は、マーカーの垂直方向のシフトを設定するための項目です。
設定した値に応じて、ローソク足とマーカーの距離が変化します。
まとめ
「excandles2」の特徴をまとめると以下のようになります。
ローソク足の上昇・下降パターンを自動的に検出して矢印を表示する。
12種類のパターンを検出できる
上向きの矢印は上昇パターン、下向きの矢印は下降パターンを検出したことを示している
「excandles2」は、値動きの反転を分析したい方に向いているインジケーターです。
ローソク足のパターンを分析して取引している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。