サブウィンドウに別の通貨ペアのローソク足を表示するMT5インジケーター「draw_candles」
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ひとつのチャート上に複数の通貨ペアのローソク足を表示できればと考えたことはないでしょうか。
「draw_candles」は、サブウィンドウ上にローソク足を表示するインジケーターで次のような方に向いています。
複数の通貨ペアで取引している方
複数の通貨ペアの値動きを観察している方
ひとつのチャートで別の通貨ペアのローソク足を確認したい方
この記事では「draw_candles」について詳しく解説します。
draw_candlesの概要
「draw_candles」を起動すると、サブウィンドウ上にローソク足が表示されます。
サブウィンドウ上に表示されるローソク足は、ランダムに切り替わります。
表示が切り替わるタイミングは、ティックの更新回数によって決定される仕組みです。
パラメーターでティックの更新回数は任意の値に変更できます。
価格の変化が激しいと時には、ローソク足が頻繁に切り替わるので使用する際は留意しておきましょう。
サブウィンドウ上に表示されている通貨ペア名は、チャートの左上に表示されます。
表示される通貨ペアは気配値ウィンドウの順番によって決定されます。
そのため、気配値ウィンドウにない通貨ペアのローソク足は表示されません。
draw_candlesを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
draw_candlesのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
draw_candlesのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Ticks to change properties |
ティックの更新回数 初期値:5 ローソク足の表示を切り替えるティックの更新回数を設定します。 |
Bars to show |
表示期間 初期値:500 ローソク足を表示する期間を設定します。 |
Log messages |
ログを表示する 初期値:false trueに設定するとログの表示が有効になります。 |
「Ticks to change properties」は、ローソク足を切り替えるティックの更新回数を設定するための項目です。
3回に設定した場合、ティックが3回更新されるごとにサブウィンドウのローソク足の表示が変わります。
「Bars to show」は、サブウィンドウのローソク足を表示する期間を設定するための項目です。
500に設定すると、直近のバーから500本前の期間までのローソク足が表示されます。
「Log messages」は、ログを表示するか否かを設定するための項目で、trueに設定するとログの表示が有効になります。
まとめ
「draw_candles」の特徴をまとめると以下のようになります。
サブウィンドウ上に別の通貨ペアのローソク足を表示する
表示が切り替わるタイミングは、ティックの更新回数で指定する
「draw_candles」は、複数の通貨ペアを1つのチャートでチェックしたい方に向いているインジケーターです。
複数の通貨ペアを観察しながら取引している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。