適用価格を平滑化してノイズを低減させたCCIを表示するMT5インジケーター「CCI_of_average」
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CCIは元々コモディティ-市場のサイクルを分析するために、Donald Lambertによって考案された指標で、「CCI_of_average」はCCIのダマしのシグナルを減少させるために、CCIに平滑化処理を施したインジケーターで、Mladen Rakicによって開発されました。
「CCI of average」の平滑化処理は、算出後のCCIを平滑化するのではなく、CCIを算出する前の価格に対して行われます。
平滑化処理を行うとインジケーターの反応が鈍くなる場合が多いですが、開発者によると算出後のCCIを平滑化するよりも、算出に用いる価格を平滑化する方がインジケーターの遅延は少ないとのことです。
インジケーターを起動するとサブウィンドウ上にCCIが表示され、インジケーターの値が100を超えている場合は水色、-100を下回っている場合はオレンジで表示されます。
CCI_of_averageを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご覧下さい。
これでCCI_of_averageが表示されました。
CCI_of_averageのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターはCCIの算出に関する項目、平滑化に関する項目、閾値を設定する項目、インジケーターの色に関する項目で構成されています。
CCI period |
CCI算出期間 |
Average period (<= 1 for no average) |
平滑化期間 |
Average method |
平滑化方法 |
Price |
適用価格 |
Level(s) (+ and - will be the same) |
閾値 |
Color change type |
色の表示モード |
CCIの算出に用いる価格の平滑化方法は、単純移動平均・指数移動平均・平滑移動平均・線形加重移動平均の4種から選択することができます。
ノイズの少ないCCIを探しているという方には、ぴったりのインジケーターと言えます。
CCIを普段から使用している方であれば、パラメーターの設定等で戸惑うことも少なく、すぐに慣れるかと思います。