トレンド相場でのエントリーシグナルを表示するMT5インジケーター「trinity-impulse」

更新日時：2022年08月30日 18:36

エントリーのタイミングで迷った経験はないでしょうか。

「trinity-impulse」は、トレンド相場でのエントリーのタイミングを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

1. エントリーのタイミングで迷った経験がある方

2. トレンド相場で取引することが多い方

以上のような方のためにこの記事では、「trinity-impulse」について解説します。

1. trinity-impulseの概要
2. trinity-impulseを表示する方法
3. trinity-impulseのパラメーター解説
4. まとめ

trinity-impulseの概要

「trinity-impulse」は、CCIと勢力指数をもとに算出されるインジケーターです。

インジケーターを起動するとサブウィンドウ上に、ピンク色のラインが表示されます。

インジケーターが0で推移している場合は、もみ合い相場の状態です。

インジケーターがプラス圏で推移している場合は上昇トレンド、マイナス圏で推移している場合は下降トレンドです。

インジケーターがプラス圏に張り付いている場合は買いエントリーのシグナル。

反対にマイナス圏に張り付いている場合は売りエントリーのシグナルです。

また、スパイクが発生している場合は逆張りのシグナル。

トレンド相場でトレンドの方向とは逆方向のスパイクが発生した場合は、押し目でエントリーシグナルです。

trinity-impulseを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

trinity-impulseのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Indicator period」は、「trinity-impulse」の算出期間を設定するための項目です。

期間を長く設定するほど長期的な値動きがインジケーターに反映されます。

「Smoothing level」は、勢力指数の平滑化期間を設定するための項目です。

大きな値に設定するほど勢力指数のノイズが少なくなります。

「Averaging type」は、勢力指数の平滑化方法を設定するための項目です。

平滑化に用いる移動平均の種類を指定します。

「Price」は、「trinity-impulse」の算出に用いる価格の種類を設定するための項目です。

デフォルトの状態では加重終値に設定されていますが、終値や始値などに変更することもできます。

「Volume type」は、勢力指数の算出に用いるボリュームの種類を設定するための項目です。

「VOLUME_TICK」と「VOLUME_REAL」の2種類の中から選択します。

まとめ

「trinity-impulse」の特徴をまとめると以下のようになります。

1. 現在の相場がトレンドなのか保ち合い相場なのかを表示

2. スパイクが発生した場合、逆張りでエントリーするシグナル

3. プラス水準かマイナス水準にラインが張り付いている場合は、順張りのシグナル

「trinity-impulse」は、トレンド相場でエントリーするタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。

実際の取引で使用する前に、バックテストを実施してシグナルの精度を確認しておいた方がよいでしょう。