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1日の予想値幅をチャネルで表示するMT5インジケーター「objective」

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objectiveスクリーンショット

1日に価格がどの程度動くのか分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「objective」は、1日に価格がどの程度動く可能性があるのかを分析するためのインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 1日に価格がどの程度動く可能性があるのかを分析したい方

  2. 日足以上のチャートを使用している方

以上のような方のためにこの記事では、「objective」について解説します。

  1. objectiveの概要
  2. objectiveを表示する方法
  3. objectiveのパラメーター解説
  4. まとめ

objectiveの概要

「objective」は、四分位偏差をもとにチャネルを表示するインジケーターです。

「objective」を 起動すると緑色と赤色のラインでチャネルが表示されます。

1番下の緑色のラインは基準となる価格から25%上昇した水準、1番上の赤色のラインは25%下降した水準です。

同じように外側に向けて、50%と75%の水準を示しています。

もっとも外側のラインは、予想される最大値幅です。

インジケーターの考案者は、日足以上の時間枠で使用することを推奨しているので、日足よりも大きな時間枠で使用した方がよいでしょう。

objectiveを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

objectiveのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

objective

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

objectiveのパラメーター解説

objectiveパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「objective」のパラメーターは、算出期間を設定するための項目とチャネルの幅を設定するための項目、表示位置を設定するための項目で構成されています。

入力項目 入力内容

Sample

算出期間

初期値:20

「objective」の算出期間を設定します。

Quartile_1

四分位偏差1

初期値:25

「Quartile_1」からまでの「Quartile_5」の幅が変化します。

Quartile_2

四分位偏差2

初期値:50

「Quartile_2」からまでの「Quartile_6」の幅が変化します。

Quartile_3

四分位偏差3

初期値:75

「Quartile_3」からまでの「Quartile_7」の幅が変化します。

Horizontal shift of the indicator in bars

水平方向のシフト

初期値:0

水平方向の表示位置を調整します。

「Sample」は、「objective」の算出期間を設定するための項目です。

インジケーターに反映する値動きの期間を設定します。

「Quartile_1」「Quartile_2」「Quartile_3」は、チャネルの幅を設定するための項目です。

大きな値に設定するほど該当するライン同士の幅が広くなります。

「Shift」は、水平方向のシフトを設定するための項目です。

正の値に設定するとチャネルの表示位置が右に移動し、負の値に設定すると左に移動します。

まとめ

「objective」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 四分位偏差にもとづくチャネルを表示する

  2. 始値から価格がどの程度動く可能性があるのかを分析できる

  3. 日足以上の時間枠での使用が推奨されている

「objective」は、1日の値幅を分析したい方に向いているインジケーターです。

1日にどの程度の利益が見込めるのかを分析したいときなどに活用できるでしょう。