偏差に基づいた傾斜チャネルを表示するMT5インジケータ-「Standard_Deviation_Channels_x3」
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傾斜チャネルを自動的に表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Standard_Deviation_Channels_x3_Cloud」は、3種類の傾斜チャネルを表示するインジケーターで次のような方に向いています。
抵抗線や支持線の水準を分析したい方
逆張りやブレイクアウト系の手法を使用している方
この記事では、「Standard_Deviation_Channels_x3_Cloud」について詳しく解説します。
- Standard_Deviation_Channels_x3_Cloudの概要
- Standard_Deviation_Channels_x3_Cloudを表示する方法
- Standard_Deviation_Channels_x3_Cloudのパラメーター解説
- まとめ
Standard_Deviation_Channels_x3_Cloudの概要
「Standard_Deviation_Channels_x3_Cloud」を起動すると、チャート上に7本のラインが描写されます。
「Standard_Deviation_Channels_x3_Cloud」は、相場の向かっている方向をチャネルの傾きで表示するインジケーターです。
チャネルは、基準となる中間ラインからの偏差にもとづいた6本の偏差ラインで構成されています。
高値圏は緑、安値圏はピンクに塗りつぶして表示。
初期設定の状態では、偏差が1、1.5、2設定され、1は濃い緑色、-1は紫色、1.5は緑色、-1.5は赤色、2は明るい緑色、-2は黄色で表示されます。
Standard_Deviation_Channels_x3_Cloudを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Standard_Deviation_Channels_x3_Cloudのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
Standard_Deviation_Channels_x3_Cloud
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Standard_Deviation_Channels_x3_Cloudのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
количество свечей для анализа |
ローソク足の数 初期値:240 分析するローソク足の数を設定します。 |
девиация первого канала |
1番目のチャネルの偏差 初期値:1.0 1番目のチャネルに適用する偏差を設定します。 |
девиация второго канала |
2番目のチャネルの偏差 初期値:1.5 2番目のチャネルに適用する偏差を設定します。 |
девиация третьего канала |
3番目のチャネルの偏差 初期値:2..0 3番目のチャネルに適用する偏差を設定します。 |
сдвиг индикатора по горизонтали в барах |
水平方向のシフト 初期値:0 チャネルの表示位置が左右に移動します。 |
cдвиг индикатора по вертикали в пунктах |
垂直方向のシフト 初期値:0 チャネルの表示位置が上下に移動します。 |
「количество свечей для анализа」は、分析するローソク足の数を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど、チャネルが表示される範囲が広がります。
「девиация первого канала」「девиация второго канала」「девиация третьего канала」は、チャネルの偏差を設定するための項目です。
偏差を大きくするほどチャネルの幅が広がり、小さくするとチャネルの幅も狭くなります。
まとめ
「Standard_Deviation_Channels_x3_Cloud」の特徴をまとめると以下のようになります。
指定したローソク足をもとに3つの傾斜チャネルを表示する。
各傾斜チャネルの幅は、中間ラインからの偏差をもとに決定される。
「Standard_Deviation_Channels_x3_Cloud」は、抵抗線や支持線の水準を分析したい方に向いているインジケーターです。
ただし、実際にトレードでどの程度うまく機能するのかについては、十分に検証した方が良いでしょう。