回帰チャネルを表示するMT5インジケーター「i-regr_channel_bars」
更新日時:
トレンドがどちらに向かっているのか判断に迷った経験はないでしょうか。
「i-regr_channel_bars」は、回帰チャネルを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドの方向を分析したい方
トレンドの強さを分析したい方
この記事では「i-regr_channel_bars」について解説します。
i-regr_channel_barsの概要
「i-regr_channel_bars」を起動すると、チャート上に傾斜チャネルが表示されます。
チャネルが上向きであれば上昇トレンド、下向きであれば下降トレンドです。
また、チャネルの傾きが急であれば、トレンドに勢いがあることを示しています。
デフォルトでは直線のチャネルが表示されますが、パラメーターを変更すればボリンジャーバンドのような曲線のチャネルも表示できます。
i-regr_channel_barsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
i-regr_channel_barsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
i-regr_channel_barsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Regression degree (changes from 1 to 61) |
回帰の程度 初期値:1 チャネルの変化の度合いを調整します。 |
Channel width |
チャネルの幅 初期値:1.0 チャネルの幅を設定します。 |
Amount of bars for the channel calculation |
算出期間 初期値:40 チャネルを表示する期間を設定します。 |
Applied price |
適用価格 初期値:PRICE_CLOSE チャネルの算出に用いる価格の種類を設定します。 |
Horizontal shift of the channel |
シフト 初期値:0 チャネルの表示位置を調整します。 |
「Regression degree (changes from 1 to 61)」は、チャネルの変化の度合いを調整するための項目です。
1から61の間で設定する必要があります。
1に設定した場合は直線のチャネルが表示されますが、2以上に設定すると値動きに追従する曲線のチャネルが表示されます。
「Channel width」は、チャネルの幅を設定するための項目です。
大きな値に設定するほどチャネルの幅が広がります。
「Amount of bars for the channel calculation」は、算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて、チャネルが表示される期間が変化します。
「Applied price」は、適用価格を設定するための項目です。
終値やTPなど、11種類の価格の中から選択します。
「Horizontal shift of the channel」は、チャネルのシフトを設定するための項目です。
値を変更すると、チャネルの表示位置が左右に移動します。
まとめ
「i-regr_channel_bars」の特徴をまとめると以下のようになります。
回帰チャネルを表示する
チャネルの幅は回帰線から終値の偏差をもとに算出
「i-regr_channel_bars」は、トレンドの方向を分析したい方に向いているインジケーターです。
「i-regr_channel_bars」だけで、エントリーのタイミングを分析するのは難しいので、ほかのインジケーターと組み合わせて使用した方がよいでしょう。