トレンド相場でのエントリーと損切のタイミングを表示するMT5インジケーター「is7n_sacul_v3」
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トレンドの始まりを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「is7n_sacul_v3」は、チャネルを用いてトレンド相場でのエントリーのタイミングを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドを捉えたい方
トレンド相場で損切りするタイミングを分析したい方
この記事では上記のような方のために、「is7n_sacul_v3」について解説します。
is7n_sacul_v3の概要
「is7n_sacul_v3」を起動するとグレーのラインでチャネルが表示され、チャネルがブレイクされた箇所には矢印が表示されます。
チャネルの水準は、以下の方法によって算出されます。
アッパーチャネル=N期間中の高値-(N期間中の高値-N期間中の安値)×「Pro」/100
ロワーチャネル=N期間中の安値+(N期間中の高値-N期間中の安値)×「Pro」/100
アッパーチャネルがブレイクされた場合、上昇トレンドが始まった可能性を示しており、上向きの赤い矢印が表示されます。
反対にロワーチャネルがブレイクされた場合、下降トレンドが始まった可能性を示しており、下向きの緑の矢印が表示されます。
is7n_sacul_v3を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
is7n_sacul_v3のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
is7n_sacul_v3のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Per |
期間 初期値:7 インジケーターの算出期間を設定します。 |
Pro |
チャネルのシフト 初期値:25 チャネルの幅が変化します。 |
bExp |
再計算の有効/無効 初期値:false trueに設定すると再計算が有効になります。 |
「Per」は、インジケーターの算出期間を設定するための項目で、値動きに対するチャネルの反応速度が変化します。
「Pro」は、チャネルの幅をパーセントで設定するための項目で、設定した値に応じてチャネルの幅が変化します。
「bExp」は、再計算の有無を設定するための項目で、trueに設定した場合、エキスパートアドバイザーで「is7n_sacul_v3」を呼び出した際に再計算が実行されます。
インジケーターの開発者によると、エントリーシグナルとして「is7n_sacul_v3」を使用する場合は「Per」を7、「Pro」を25に設定するとよいとのことです。
また、「Per」を5、「Pro」を-5に設定すると、損切りのシグナルとして使用できるとのことです。
まとめ
「is7n_sacul_v3」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
チャネルがブレイクされた箇所に矢印を表示する。
エントリーのタイミングを分析したい場合は 「Per」を7、「Pro」を25に設定する。
損切りのシグナルとして使用したい場合は、「Per」を5、「Pro」を-5に設定する。
「is7n_sacul_v3」は、トレンドを捉えてエントリーしたい方に向いているインジケーターです。
また、損切りするタイミングの分析にも使用できるため、トレンドフォロー型の手法を使用している方は一度試してみてはいかがでしょうか。