チャネルラインとトレンドラインを一緒に表示するMT5インジケーター「pastregressiondeviated」
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サポートラインやレジスタンスラインの位置を確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「pastregressiondeviated」は、サポートラインやレジスタンスラインとして利用できるチャネルを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
サポートラインやレジスタンスライン付近で取引することが多い方
ブレイクアウトや逆張り系の手法を使用している方
この記事では、「pastregressiondeviated」について詳しく解説します。
pastregressiondeviatedの概要
「pastregressiondeviated」を起動するとチャート上にチャネルとトレンドラインが表示されます。
このインジケーターでは3種類のチャネルが表示され、各チャネルの幅は偏差によって決まります。
チャネルの幅はパラメーターで変更することもできます。
チャネル内の小豆色のラインはチャネルの中間水準、赤色の直線のラインはトレンドラインです。
インジケーターの製作者によるとチャネルの上限や下限は、サポートラインやレジスタンスラインとして利用できるとのことです。
pastregressiondeviatedを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
pastregressiondeviatedのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
pastregressiondeviatedのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Amount of bars for regression |
算出期間 初期値:55 「pastregressiondeviated」の算出期間を設定します。 |
1st channel |
チャネル1の偏差 初期値:1 チャネル1の偏差を設定します。 |
2nd channel |
チャネル2の偏差 初期値:2 チャネル2の偏差を設定します。 |
3rd channel |
チャネル3の偏差 初期値:3 チャネル3の偏差を設定します。 |
Horizontal shift of the indicator in bars |
水平方向のシフト 初期値:0 水平方向のチャネルの表示位置を調整します。 |
Trend line color |
トレンドの表示色 初期値:Red トレンドラインの表示色を設定します。 |
Trend line style |
トレンドラインのスタイル 初期値:STYLE_SOLID トレンドラインの種類を設定します。 |
Trend line width |
トレンドラインの太さ 初期値:w_3 トレンドラインの太さを設定します。 |
「1st channel」「2nd channel」「3rd channel」は、各チャネルの偏差を設定するための項目です。
設定した値に応じてそれぞれのチャネルの幅が変化します。
「Horizontal shift of the indicator in bars」は、水平方向のシフトを設定するための項目です。
設定した値に応じてチャネルの表示位置が左右に移動します。
「Trend line color」「Trend line style」「Trend line width」は、それぞれトレンドラインの表示色、ラインのスタイル、太さを設定するための項目です。
必要に応じて調整しましょう。
まとめ
「pastregressiondeviated」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
サポートラインやレジスタンスラインをチャネルで表示する
小豆色のラインはチャネルの中間水準
赤色のラインはトレンドライン
「pastregressiondeviated」は、サポートラインやレジスタンスライン付近で取引する手法を使用している方に向いているインジケーターです。
逆張りやブレイクアウト系の手法を使用している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。