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四分位数にもとづくチャネルを表示するMT5インジケーター「quartiles」

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quartilesスクリーンショット

トレンドを分析できるチャネル系のインジケーターを試してみたいと考えたことはないでしょうか。

「quartiles」は、四分位数をもとにチャネルを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. トレンドの有無を分析したい方

  2. チャネル系のインジケーターを探している方

以上のような方のためにこの記事では、「quartiles」について解説します。

  1. quartilesの概要
  2. quartilesを表示する方法
  3. quartilesのパラメーター解説
  4. まとめ

quartilesの概要

「quartiles」を起動するとチャート上にチャネルが表示されます。

四分位数とはサンプルを4つのグループに分割した値です。

青色のラインは、サンプルの中央値を示しています。

インジケーターの製作者によると第三四分位数のパラメーターを0.95に設定した場合、値動きの90%がチャネル内に収まるとのことです。

つまり価格がチャネルの外で推移している場合は、トレンドが発生している可能性があります。

quartilesを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

quartilesのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

quartiles

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

quartilesのパラメーター解説

quartilesパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

N

算出期間

初期値:20

「quartiles」の算出期間を設定します。

p1

下位の四分位数

初期値:0.25

下位の四分位数を設定します。

p3

上位の四分位数

初期値:0.75

上位の四分位数を設定します。

Applied price

適用価格

初期値:PRICE_CLOSE

「quartiles」の算出に用いる価格の種類を設定します。

Horizontal shift of the indicator in bars

水平方向のシフト

初期値:0

水平方向のシフトを設定します。

「N」は、「quartiles」の算出期間を設定するための項目です。

小さな値に設定すると短期的な値動きにもとづくチャネルが表示されます。

「p1」「p3」は、四分位数のレベルを設定するための項目です。

設定した値に応じて、チャネルの幅が変化します。

大きな値に設定した場合はチャネルの幅が広がり、小さな値で設定した場合は狭まります。

「Applied price」は、適用価格を設定するための項目です。

デフォルトの状態では、終値に設定されています。

始値や高値のほか、中央値やTPなどに変更することも可能です。

「Horizontal shift of the indicator in bars」は、水平方向のシフトを設定するための項目です。

設定した値に応じて、チャネルの表示位置が左右に移動します。

まとめ

「quartiles」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになりますので

  1. 四分位数をもとにチャネルを表示

  2. トレンドの有無を分析できる

「quartiles」は、直近の相場にトレンドが発生しているかどうかを分析したい方に向いているインジケーターです。

このインジケーターのみでエントリーのタイミングを分析するのは難しいため、ほかのインジケーターと組み合わせて使用しましょう。